1957-現在、過去と未来を繋ぐ、カリフォルニアの“一日”。画面いっぱいに広がる西海岸の美しく激しい波と、カリスマ・サーファーたち。<br> 描かれるのは、特別な“一日”ではなく、カリフォルニアに毎日訪れるいつもと変わらない“一日”。<br> しかし、その一日一日の積み重ねによって歴史は築かれていく。過去から未来へと続く“一日”を通して描かれる、カリフォルニア的ライフスタイルの真髄とは―。<br> サンディエゴ、セントラルコースト、オレンジ・カウンティ、マリブ、サンタバーバラ、サンタクルーズ、サウスベイの7つのスポットに分けて紹介されるカリフォルニア。<br> ある者は汚染されつつある海でゴミ拾いをし、ある者は先人たちの偉業を讚える……。<br> カリフォルニアに脈々と受け継がれてきた伝統と精神こそが本作のメインテーマ。<br> 『エンドレスサマー』『ビッグ・ウェンズデー』といった数々のサーフィン映画と比べても、本作が最もスピリチュアルな映画である由縁がここにある。<br>