指輪をはめたい [Blu-ray]
フォーマット | Blu-ray, 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 岩田ユキ, 山田孝之, 小西真奈美, 真木よう子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 48 分 |
商品の説明
僕の記憶から、花嫁が消えた。
「僕の記憶から、花嫁が消えた。」
山田孝之 主演作品!
小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴が
記憶喪失の男に結婚を迫るヒロイン役で競演!
第68回ヴェネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した二階堂ふみも謎の少女で出演!
原作は芥川賞受賞作家・伊藤たかみ。
監督は注目の女性監督・岩田ユキ。
【ストーリー】
製薬会社の営業マン片山輝彦は、ある日スケートリンクで転んで頭を打ち、気を失ってしまう。
目が覚めた後で鞄を開くと、中から出てきたのは婚約指輪だった…!
恋人に関する記憶だけスッポリ抜け落ちた輝彦の前に、まるでタイプの違う女性たちが現れ、それぞれが輝彦の彼女だと名乗る。
会社の先輩であるクールな才女の智恵、営業先の風俗店に勤める明るくセクシーなめぐみ、
公園で人形劇屋台をしている控えめで家庭的な和歌子。
指輪があるからには、彼女たちのうちの誰かを愛していたことは確かだ。でも一体誰を!?
なんとか記憶を取り戻そうと、最初のスケートリンクに通ううち、
不思議なスケート少女エミ(二階堂ふみ)に相談を乗ってもらうようになるが…。
なぜ愛する人の記憶だけ失ってしまったのか、果たして指輪は誰のものなのか?
恋の記憶を巡る結末には、意外な秘密が隠されていた。
【特典映像】
・劇場予告編
・特報
・TVスポット
【スタッフ】
監督・脚本:岩田ユキ
原作:「指輪をはめたい」伊藤たかみ(文春文庫刊)
製作総指揮:木下直哉
プロデューサー:武部由美子、平林勉
音楽:加羽沢美濃
衣裳デザイン:伊藤佐智子
撮影:翁長周平
美術:井上心平
照明:柴田亮
録音:小宮元
企画協力:文藝春秋
特別協力:STAR JEWELRY
企画・製作:キノフィルムズ
共同配給:ギャガ/キノフィルムズ
【キャスト】
山田孝之
小西真奈美
真木よう子
池脇千鶴
二階堂ふみ
山内健司(かまいたち)
佐藤貴広
マギー司郎
水森亜土
発売元:キノフィルムズ
(C)2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 90.72 g
- EAN : 4988013055360
- 監督 : 岩田ユキ
- メディア形式 : Blu-ray, 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 48 分
- 発売日 : 2012/3/21
- 出演 : 山田孝之, 小西真奈美, 真木よう子
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B006JJBAAU
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 187,040位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,226位ブルーレイ 日本映画
- - 8,312位日本のドラマ映画
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上位レビュー、対象国: 日本
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営業マンである。彼が目が覚めるとそこは病院の診察室で事態が呑み込めない彼は医師に
話を聞くとスケートリンクで転倒して頭を打ち、気絶して運ばれて来たと云う事だった。
彼はスケートをした記憶も転んで頭を打った記憶も無く、直前までの記憶を失っていた。
彼のカバンの中には婚約指輪らしきケースが入っていて、それが誰に渡す指輪だったのか、
全く記憶に無かったのだ。そこで彼は指輪を渡す筈だった女性が一体誰だったのかを思い
出したくて、割と親しい間柄の自社の先輩女性や贔屓の女性客等の3人にそれとなくアプ
ローチを試みて、指輪の女性を探すと云うストーリーだが、原作本とは少し違うらしい。
3人の女性は輝彦の先輩で東大医学部卒の住友智恵=(小西真奈美)、巨乳で風俗店で働い
ている潮崎めぐみ=(真木よう子)、公園で人形劇をしている鈴木和歌子=(池脇千鶴)だ。
スケートの女の子はエミ=(二階堂ふみ)でスケートの上手い女優をキャストに選んだのか
と思ったが、彼女はスケートの初心者で撮影の半年前から練習をしていたらしいが、劇中
では到底、初心者だったとは思えない程の軽やかなスケーティングぶりを披露している。
赤富士薬品の社長を演じたマギー司郎と医師役の水森亜土を見られて懐かしいと思った。
営業マンである。彼が目が覚めるとそこは病院の診察室で事態が呑み込めない彼は医師に
話を聞くとスケートリンクで転倒して頭を打ち、気絶して運ばれて来たと云う事だった。
彼はスケートをした記憶も転んで頭を打った記憶も無く、直前までの記憶を失っていた。
彼のカバンの中には婚約指輪らしきケースが入っていて、それが誰に渡す指輪だったのか、
全く記憶に無かったのだ。そこで彼は指輪を渡す筈だった女性が一体誰だったのかを思い
出したくて、割と親しい間柄の自社の先輩女性や贔屓の女性客等の3人にそれとなくアプ
ローチを試みて、指輪の女性を探すと云うストーリーだが、原作本とは少し違うらしい。
3人の女性は輝彦の先輩で東大医学部卒の住友智恵=(小西真奈美)、巨乳で風俗店で働い
ている潮崎めぐみ=(真木よう子)、公園で人形劇をしている鈴木和歌子=(池脇千鶴)だ。
スケートの女の子はエミ=(二階堂ふみ)でスケートの上手い女優をキャストに選んだのか
と思ったが、彼女はスケートの初心者で撮影の半年前から練習をしていたらしいが、劇中
では到底、初心者だったとは思えない程の軽やかなスケーティングぶりを披露している。
赤富士薬品の社長を演じたマギー司郎と医師役の水森亜土を見られて懐かしいと思った。
珍しく
肉体的バイオレンスなし。
ビタースィートな恋愛映画で
ファンタジーのあるコメディー。
とても気楽に鑑賞できます。
そのかわり
女のひとの精神的バイオレンスが
ふわっと描かれています。
女のひとの心理描写も
どろどろしないところが
この監督の美意識なのか
山田孝之さんの魅力なのか。
鑑賞後のカタルシスが
ここちよい映画です。
以前、劇場版の電車男を演じた山田孝之には流石の安定感が本作にあった。
女優陣もナイス!
小動物的な美人の小西真奈美、妖艶的な魅力あふれる真木よう子、どこかあどけなさのある可愛いらしい池脇千鶴(ちぃーちゃん)という、演技&実力派の女優がGood♪
全体的に楽しんで観れる、メルヘン・ラブ・ファンタジー+コメディな味付け。
主人公、輝彦は再起できるのか?
目まぐるしく場面の断片が転換し、現実離れした映像。
記憶が歪む主人公輝彦の精神状態を巧みに描きます。
婚約指輪を渡せず、別れてしまった恋人への「固着」。
忘却のために他の人を好きになってつきあいます。
3人の女性との思い出。
一体、物語の「現在」はどれなのか?
このあたりが、映画の好みと評価の分かれ目。
ぼくは、こういう夢想そのものの「混沌」に嵌ります。
混沌の中に潜む「美」に惹かれるのです。
やがて、夢想の核にある輝彦の苦痛と「固着」が、霧の晴れるように見えてきます。
「固着」の象徴は、
「婚約指輪」であり、
遠い呼び声のように3回登場する恋人の言葉。
“何のために絆創膏もってるの?思いっきり転ぶためでしょう”
最後に「固着」に決着をつける場面が表現されます。
輝彦が、指輪を渡せなかった恋人に言づけます。
“いままで、ありがとう。
ずっと言うのを忘れてた”
人は 恋人や肉親との死別なども含めて、大切な「さようなら」を実は、
きちんと伝えられないままでいることが多いと思いませんか?
と、問われている気がして、身体が固まってしまいました。
この映画は、物語の順序性が複雑で、“幻想交響曲風”の作風だけれど、
「きちんとさよならをとなえる」ことが実は、とても難しく、
でも本当に大切なことだと、思い起こさせてくれる優れものです。
ぼくは、すきだなあ、この映画。
監督・脚本は、岩田ユキさん。
すごい感覚と感性の人。
そして、山田孝之さん。
ぼろぼろになりながらも、
最後にきちんとさよならをとなえる輝彦役を演じ、
「生き直し」の一歩を踏み出す勇気を
確かな現実感の中で示してくれました。
出てくる人々は魅力的で演技も申し分ないのですが、テーマというか世界観がイマイチ把握できませんでした。
最後のオチもふぅん…という感じ。
普段映画は一回観ただけではつかみきれなくて何回か観るのですが、この映画はもう一度観ようという気にはなれませんでした。
決して面白くないというわけではないのですが。
特に、重要なスケートの女性に私はあまり魅力を感じれず、他三人の女性人が良かったです。
小西真奈美さん好きでした。
何だろうな‥ふわふわした雰囲気の映画でしたね、私にはあまり合いませんでした。
あと、小西真奈美さんに気がある職場の男性、あの方必要ありましたか?