さくらん Blu-ray スペシャル・エディション
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 成宮寛貴, 菅野美穂, 椎名桔平, 木村佳乃, 蜷川実花, 土屋アンナ |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 51 分 |
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商品の説明
新作「ヘルタースケルター」も話題の蜷川実花監督による極彩色エンタテインメント! 土屋アンナ、木村佳乃、菅野美穂が花魁役を体当たりの演技で大胆に熱演!
2007年2月24日公開
てめぇの人生、てめぇで咲かす
吉原に咲き乱れる“極彩色エンタテインメント"
吉原遊郭「玉菊屋」に売られて来た8歳の少女、きよ葉。女だけの世界で自分も遊女になっていくのが怖いと逃亡を試みるが即座に捕まってしまう。
店番の清次は咲かないと言われた吉原の桜が「もし咲いたら」ここを出してやるという。
トップ花魁・粧ひの挑発に乗せられ吉原一の花魁になる決意を固めたきよ葉は花魁街道まっしぐらに人気遊女への道を駆け上がっていく。
ところがある日、きよ葉は客の惣次郎と激しい恋に落ちる。偽りの愛を売る世界に身をおきながら、唯一、真実の愛を感じられる瞬間に酔いしれるきよ葉。
しかし、きよ葉をねたむ花魁・高尾の策略によって惣次郎との仲を引き裂かれてしまう。18歳になったきよ葉は、凄まじい人気を呼んで、誰もが憧れる花魁の座を勝ち得る。
やがて身請けを申し出た大名・倉之助の登場で、吉原を出ることに。その当日、咲かないと言われた“吉原の桜"に奇跡が! それを目にしたきよ葉と清次は・・・。
【キャスト】
土屋アンナ 椎名桔平 成宮寛貴 木村佳乃 菅野美穂
永瀬正敏 美波 小泉今日子 石橋蓮司 夏木マリ 市川左團次 安藤政信
【スタッフ】
監督:蜷川実花
原作:安野モヨコ「さくらん」講談社刊
脚本:タナダユキ
【特典映像】
■コメンタリー 蜷川実花(監督)×土屋アンナ×安藤政信×宇田充(プロデューサー)
●メイキング「さくらん撮影日記」密着三カ月! 花魁たちの支度部屋
●未使用シーン集~切って切なく~ ●イベント桜前線! 宣伝道中2006春~2007春
●さくらん「極彩色絵巻」 ●予告編集
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公式サイト:http://www.tc-ent.co.jp/sp/tcebd/
発売元:アスミック/講談社
販売元:TCエンタテインメント
(C)2007 蜷川組「さくらん」フィルム・コミッティ (C)安野モヨコ/講談社
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
- EAN : 4571390726550
- 監督 : 蜷川実花
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 51 分
- 発売日 : 2012/9/5
- 出演 : 土屋アンナ, 椎名桔平, 成宮寛貴, 木村佳乃, 菅野美穂
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B0086TJR92
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,142位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 280位日本のラブロマンス映画
- - 308位日本の青春映画
- - 1,022位ブルーレイ 日本映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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以外とお色気があった花魁【菅野美穂】
芸能界を去った惜しい俳優【成宮寛貴】
この作品は映画館でも鑑賞しましたが、
新しいセンス感覚、吉原遊廓の
傑作ストーリーで大変面白かった映画でした。
映像はもちろんの事、音楽も素晴らしかった
です。
(個人的には何度観ても飽きない映画ではある)
蜷川監督の豪華絢爛な世界と土屋アンナさん演じる主人公の虚無感が見事に呼応した見応えのある作品だ。
桜が満開の時期に吉原やって来た少女が美しく成長し人気No.1の花魁となるが、桜の時期に吉原(この世)を去る話。
少女は吉原の遊女に囲まれて自分もこうして女となり女を売っていくのかと思うと居ても立っても居られなくなり逃亡を謀る。自らの境遇を受け入れた後も自分の女性性を心のどこかで嫌悪している。そんな彼女にも好きな男ができ女としての幸せを感じるがすぐに破局。その後は益々頑なになったようだ。
金持ちで性格の良さそうな武士に愛されるが、幸せになることを受け入れようとしない。それでも宿した子供を産むことを決意したのは最後の心の拠り所だったのか。それでも武士に身請けされることになったのに、自分のことをよく理解してくれている男衆と駆け落ち。満開の桜を笑顔で見上げる二人の姿で幕を閉じるが、桜の木の下で心中したのではないだろうか。
主人公の日暮/きよ葉は、同じく土屋さんが「下妻物語」で演じた不良少女イチコと似ているようで違う。日暮は一見ヤンチャに見えるが、人生に絶望したというより希望を捨ててしまった。土屋さん演じる日暮は、廓詞は使わず、普段乱暴な言葉で話していて花魁というより、ヤンキーという感じがしないでもないが、その刹那的な生き様は土屋さんの雰囲気と合っている。
心中相手の男衆を演じるの安藤政信さん。遊女を母に吉原で生まれ育った彼も、やはり心の中にぽっかり穴が空いている。吉原に来た少女を気に掛け、逃げ出した彼女を連れ戻す際、吉原に1本だけある稲荷の枯れた桜に花が咲いたら外に連れ出すと約束する。その後も反抗的で事あるごとに周囲と衝突しもがき苦しむ彼女を見守り続ける。彼自身、人生に希望は持っていないが境遇を受け入れ真面目に生きている。その人柄が認められ楼主の姪との縁談が持ち上がり後継者となることが約束されるも気持ちは浮かない。そんな折二人にとって失われていた最後の希望、桜が咲く。もはや迷いはない。彼らは愛し合うというより通じ合う仲。共に生きるためではなく死ぬために出て行く。それが哀しい。
蜷川監督の世界観は、史実を超えたものであるが全く気にならない。
唯一の不満は、日暮が乗り気ではなかったとはいえ、彼女の初めての花魁道中はもっとド派手にして欲しかったこと。アニマル柄っぽい着物で個性的ではあったが、インパクトに欠けた。真上からのアングルで見たら、何故か左通行気味。
とはいえ本作を見ればその華やかで物悲しい世界に浸れること間違いなし。
静止画なら、それなりに見える作品を作り出せるのでしょう。
全てがセンスないと感じたし、ださい。
センス良く見せようとすると、ダサくなるんです。
動画のセンスはないんだな、、と知らしめてしまったとしか思えなかった。
その代わり菅野美穂が脱いでオッパイを見せている。
流れがスムーズじゃなくぶつ切りな印象で見ずらかったというか、
話にのめり込んでいけなかった。
役者さんの演技がかなりの確率で大根に見えたのは、
役者さん達も不自然さを感じながらだったからじゃないかなあ。
菅野美穂さんら有名俳優さんらの演技でさえ、ぎこちなく見えましたから。
その辺は監督の力量不足が反映されたんじゃないかという気がしました。
評判通りだったかなと思えるのは色彩美くらいかな。
こちら、原作も含めて買いました。
さくらんは花魁映画の中でも本当に華やか。華やか過ぎるくらい。
吉原の暗い部分を欲している人には物足りないでしょうし、「は?病気にもなんないし、都合良過ぎでしょ」と見て感じると思います。
その華やかさは、こう…二次元のイラストやアニメで見る華やかさに似たものがあるというか、イラストやアニメなどに詰めがちな要素をこれでもか!とふんだんに詰め込んで、映画にした。そんな感じです。
花魁とか、吉原の入りには良いと思います。ハッピーな吉原。
ただ、吉原の陰というか、性病がどうのとか、一切ありません。
そういう暗いのが嫌な方にはちょうど良いと思います。
暗いのが好きな方は『花宵道中』でも読んで、見て…です。
身売りされる流れ(キョンキョンは女衒…女郎となる子どもを売る人)、折檻(罰)の描き方、花魁に禿をつけ、その子を新造(花魁の候補)にして花魁へ…というところはしっかり描けていると思いました。あと、こちらの妓楼はお風呂がついてるんですね。贅沢…!大見世ですかね。
個人的に好きなのは、夏木マリさん演じる遣り手の女性。
肝っ玉の据わった感じといい、遊女に厳しくもどこかあったかい…旦那の活けた花を全部引っこ抜いて活け直す姿…もう、どれを取っても素晴らしい。
キャスティングにあれこれ言う方がたくさんいますが、そんなに気になりませんでした。
やっぱり日本の女性や男性の髷姿は最高ですね。
忌野清志郎さんや、庵野監督(これは原作者さまの旦那さんなので、キャスティングは納得)、ガレッジセールのゴリさんが出ているというのにはびっくりで、何度も見返しました。津田寛治さんは、さくらんにも出てるし花宵道中にも出ているのでこれにもびっくり。
吉原の華やかな部分をこれでもか!と華やかに仕上げた映画だなぁ~と思いました。
リマスター版というか、また出てほしい……画質がより綺麗なやつで出し直して欲しい…!!
ストーリーについてはもう少しまとまり欲しいな~ということで、☆3にしました。