3人姉妹がコンテストに勝利したのは、華やかなタレント性にあると気づいたスティックス(フィリップ・M・トーマス)は裏方へ回り、姉妹をコーラスグループとして売り出すと、見事ヒットする。 グループでひと際目を引く長女シスター(ロネット・マッキー)は、ハーレムを牛耳る麻薬組織のボス、サテン(トニー・キング)に目をつけられる。ハーレムで活動するためには彼の力は絶対的だった。富と権力を持つサテンに惹かれたシスターは、彼の愛人になるが、麻薬漬けにされ、ついには死んでしまう。次女ドロレス(ドワン・スミス)は、貧困と麻薬と暴力にあふれたハーレムから抜け出し、新しい社会でチャンスをつかむため、外の世界へ旅立ってゆく。 苦しみの末亡くなったシスター、苦労にあえぐ母を見てきたスパークル(アイリーン・キャラ)は、独り苦悩していた。そんな彼女の前にスティックスが姿を現す。「もう一度音楽をやろう」という彼の言葉で再び歌手を目指し、幾多の困難を乗り越え成功を収める。しかし、それも束の間、またしても裏の世界に目をつけられてしまうのであった。