そに子のご紹介といった趣の前巻に続き、今巻ではある人物達にスポットがあてられます。そに子のマネージャー北村氏、そして中学生時代の先輩、苫野恭子の2人です。
第3話はそに子の沖縄でのグラビア撮影!緊張しまくるそに子を完璧にサポートする北村マネージャーが頼もしいのですが、そんな彼にも弱点が。そしてその為にそに子がピンチに!?といったお話。その見た目ゆえ出オチキャラっぽい北村氏ですが、態度が徹底して紳士なのでそのギャップで何をしても面白い(飛行機内でのアイマスクw)。見てる側としては、この人は決してタレントに手を出さないだろうなーという安心感を感じます。なのでそに子と一緒の場面はただただほっこりと。
第4話。時間軸がずーっと戻され、中学生時代の内向的なそに子と軽音部の先輩、苫野恭子との運命的な邂逅が描かれます。太陽サンサンだった前話から一転、雨降りの場面が目立つのですが、これはそに子の心象風景でしょうか。
『日直:すーぱー』なんて小ネタもありつつwお話はど直球の青春物として進行し、軽音部に受け継がれるギター『デイドリーム』を巡るストーリーが展開されます。捻りこそ無い物の、一話完結のアニメとしては完璧な構成。この話数からそにアニにハマった、なんて人も多いかも知れません。雨降りの校舎、蛍光灯に照らされた廊下のリアルな感じなど美術も手抜き無しでした。続巻も楽しみ!