素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 [Blu-ray]
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フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色, Blu-ray |
コントリビュータ | ジョルジナ・フェルバーン, ヤン・デクレール, ヘンリー・グッドマン, イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ, マイク・ファン・ディム |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 42 分 |
商品の説明
今すぐ 生き/逝き たい! ?
“あの世行き"を手伝う謎の代理店からの奇想天外な逃避行!
■“オランダのウェス・アンダーソン"と呼び声高いマイク・ファン・ディム監督作品!
1997年に発表した長編初監督作品『キャラクター/孤独な人の肖像』がアカデミー賞外国語映画賞を受賞。受賞後は、ハリウッドから殺到したオファーを全て断り、CM演出をメインに活動をしていた彼の18年ぶりにメガホンをとった自信作!
■こんなコメディ、見たことない! エキセントリックだけどチャーミングなサプライズ満載!
自分殺しを依頼するトボけた設定はアキ・カウリスマキの『コントラクト・キラー』を、ある男の奇妙な半生はウェス・アンダーソンの『グランド・ブラペスト・ホテル』を、殺し屋に執拗に追われるサスペンスはコーエン兄弟の『ノーカントリー』を彷彿とさせながらも、『エターナル・サンシャイン』のような素敵な恋もあり、『ワイルド・スピード』のヴィン・ディーゼルもビックリの車上の銃撃戦もあり、と一瞬たりとも目が離せないスパイシーで心温まるドタバタコメディ!
【映像特典】
日本版予告編
【ストーリー】
天涯孤独の身になったヤーコブは、待望の自殺計画を開始! 巨額の資産は慈善団体へ寄付して、あとはさっさと死ぬだけだ。彼が幼い頃から家に仕える庭師のムラーは普段と違う様子をいぶかしむが、ご主人様の密かな願いは見抜けなかった。
自殺にピッタリの断崖絶壁を訪れたヤーコブは、とんでもない光景を目撃する。霊柩車が現れ、運転手の男と車いすの老人が崖の向こうに行くのだが、数分後、崖から戻ってきた運転手の車いすは空だったのだ・・・。
現場に残されたマッチを手に、ヤーコブはブリュッセルにある謎の会社「エリュシオン」をアポなし訪問する。そこは、葬儀屋が裏稼業として営む≪顧客のあの世への“旅立ち"を手助けする≫代理店だった。社長のジョーンズ氏は彼の願望を察して、いつ、どのように“旅立つ"かはおまかせの<サプライズ>コースを提案。ヤーコブはすぐに契約を交わすが、その直後に同じサプライズを待つアンネと運命的に出会ってしまう。 解約不可、成功率100%の<サプライズ>からふたりは逃げ切れる・・・! ?
【キャスト】
イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ『LOFT-完全なる嘘(トリック)』
ジョルジナ・フェルバーン『人生はマラソンだ! 』
ヤン・デクレール『キャラクター/孤独な人の肖像』『ザ・ヒットマン』
ヘンリー・グッドマン『ノッティングヒルの恋人』『ウッドストックがやってくる! 』
【スタッフ】
監督・脚本:マイク・ファン・ディム『キャラクター/孤独な人の肖像』
撮影監督:ロヒアー・ストファース『スクール・オブ・ロック』『ディスタービア』
※商品仕様、特典等については変更となる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 90 g
- EAN : 4988105104815
- 商品モデル番号 : 43215-12867
- 監督 : マイク・ファン・ディム
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色, Blu-ray
- 時間 : 1 時間 42 分
- 発売日 : 2016/12/7
- 出演 : イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ, ジョルジナ・フェルバーン, ヤン・デクレール, ヘンリー・グッドマン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 松竹
- ASIN : B01KTQIVPU
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 151,450位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,476位外国のコメディ映画
- - 5,353位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 10,366位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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コミカルで、ロマンチックで、そして生死の問題も考えさせられた。
オランダのウェスアンダーソンという監督についてもっと知りたくなった。
もっと短くして欲しかったし、そりゃねえだろうという場面も少なくはないが、まあまあ好いよ。
NY、ロンドンの前は国際金融市場の中心であり、戦後成金臭が強いアメリカとは異なり、何百年にも渡り富を蓄積してきたオランダ少数富裕層におけるスケールの大きさを垣間見ることができる作品でもある。
そして、1970年代オイル・ショックで日本とは異なり成長がストップした西欧、低所得者だけではなく金持ちでさえ生き甲斐をを失い自死を願わざるを得ない深刻な喪失感、全体的な精神的危機を示唆しつつ(アメリカ、日本の近い将来も暗示している?)、葬祭ビジネス及びある意味安楽死にも通じる未来への経済活路もブラックに提示してしまう娯楽作にして問題作。
主人公に扮するイェルン・ファン・コーニンスブルッヘは『フォレスト・ガンプ/一期一会』におけるトム・ハンクス演じる知的障害者が放つ健常者を揺るがすイノセントなオーラを発散、ヒロインのジョルジナ・フェルバーンは久々に無意識裡のコケティッシュな魅力を漂わせる女優ではあるが、控え目極まりないムラー役のヤン・デクレールが圧巻!
コメディなので、ツッコミを入れたらいくらでも入れられるけど、それ以上にパワーをもらえる作品だった。
先が読めない映画・小説って、そうそうあるものじゃない。
これは最近のサプライズでした。
貴族の彼が、フィアンセの家業を継いじゃうところが、なんともたまりませぬ。
ただおもろいだけではない、しみじみした味わいもあり。
飲み物ですと強い存在感で迫って来ない「サイダー」の様な・・・
アメリカ・イギリス・フランス・日本を含むアジア圏の映画のテイストとも違う、画面から感じられる「空気・光」 作品を作った監督やスタッフの感性と力に感心し、この様な作品出会うと「映画って良いな!」「映画って楽しい、こんな作品作れる人って素晴らしい!」と、つくづく思います。
ポケットにチョット忍ばせて、時々取り出して観たくなるそんな映画ですネ。
こんな感じ、映画ならでわの醍醐味かな。
またいつか見返したい映画となりました。