プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
劇場版 若おかみは小学生! 【初回生産限定】Blu-ray コレクターズ・エディション(2枚組)
詳細はこちら
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー, Blu-ray |
コントリビュータ | 設楽統(バナナマン), 山寺宏一, 松田颯水, 薬丸裕英, 高坂希太郎, ホラン千秋, 水樹奈々, 鈴木杏樹, 小林星蘭 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 34 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
驚異の満足度&絶賛の嵐を受け、ファミリー&アニメファンはもちろん、老若男女から熱い支持を獲得し劇場は号泣の渦!
累計発行部数300万部超、大人気児童文学がついに映画化! 笑って泣ける感動の物語!
コレクターズ・エディションは、
●高坂監督描き下ろしアウターケース(三方背)●両面ジャケット
●ブックレット(原作:令丈ヒロ子×高坂監督対談/スタッフインタビュー集/制作年表/イベントQ&A)
●大判原画ポストカード●特典ディスク が付く豪華仕様!
【映像&音声特典】
<本編ディスク> ●公開直前特番:高坂監督×増原監督(TV版)×小林星蘭出演
●予告編集
●TVスポット集
●PV集
●オーディオ・コメンタリー
<特典ディスク>
●メモリアル・オブ・若おかみは小学生! ~スタッフコメント集~
●絵コンテ未公開シーン集
●御神楽シーンメイキング (高坂監督コメンタリー付)
●インタビュー集(小林星蘭/高坂監督/藤原さくら)
●イベント集(アヌシー国際アニメーション映画祭・舞台挨拶・記者会見/公開記念舞台挨拶/公開記念トークイベント)
【キャスト】
小林星蘭
水樹奈々
松田颯水
薬丸裕英
鈴木杏樹
ホラン千秋
設楽統(バナナマン)
山寺宏一
【スタッフ】
原作:令丈ヒロ子・亜沙美(絵)
監督:高坂希太郎
脚本:吉田玲子
音楽:鈴木慶一
主題歌:藤原さくら「また明日」(SPEEDSTAR RECORDS)
CG監督:設楽友久
美術設定:矢内京子
編集:瀬山武司
作画監督:廣田俊輔
色彩設計:中内照美
音響監督:三間雅文
美術監督:渡邊洋一
音響効果:倉橋静男
撮影監督・VFXスーパーバイザー:加藤道哉
【ストーリー】
小学6年生のおっこ(関織子)は交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する花の湯温泉の旅館<春の屋>で若おかみ修業をしています。
どじでおっちょこちょいのおっこは、ライバル旅館の跡取りで同級生の真月から「あなた若おかみじゃなくて、バカおかみなの! ?」とからかわれながらも、
旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、子鬼の鈴鬼たちに励まされながら、持ち前の明るさと頑張りで、お客様をもてなしていくのでした。
いろんなお客様と出会い、触れ合っていくにつれ、旅館の仕事の素晴らしさに気づき少しずつ自信をつけていくおっこ。
やがて心も元気になっていきましたが、突然別れの時がおとずれてー。
※特典映像、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 340 g
- EAN : 4589921409582
- バリアフリー音声ガイド: : 日本語
- 監督 : 高坂希太郎
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー, Blu-ray
- 時間 : 1 時間 34 分
- 発売日 : 2019/3/29
- 出演 : 小林星蘭, 水樹奈々, 松田颯水, 薬丸裕英, 鈴木杏樹
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ギャガ
- ASIN : B07MR7FCF6
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 69,236位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
何度も何度も見返してしまいます。その度に涙腺が破壊されます。
一概に 泣ける作品=よい作品 とは言えないけれど、心が鷲掴みにされる作品です。
好き嫌いを言い通せばアレルギーで許してもらえ、
戦いもせずに「傷付いた」と言い張れば、やれ人権蹂躙だと同情され、
性倒錯をトランスジェンダーと嘯いて胸を張ることが許される。
「甘え倒せ」ば、世間様がとりあえずは口先で擁護してくれる。
いい時代になったものだが、ドラマの世界では大切なものが失われてしまった。
それが「やせ我慢」の美徳とも言うべきもの。
平成のアニメやドラマと言えば、安っぽい共感を求めて、ひね媚びた自我を擦り付けて来る青春ドラマ、あるいはポリコレという屁理屈でがんじがらめにした、共感を気取ったドラマの封殺が横行した悲惨な時期ではあった。
本編は、交通事故で両親を亡くした主人公・おっこが、成り行きで「温泉旅館の若おかみになる」という試練の場に立つ、周囲の暖かい大人たち、仲間になってくれるちょっと生意気でおかしな幽霊たち、一癖ある旅館のお客たちとのてんやわんやのドタバタの中に、生き生きと楽しいドラマが活写されていくのだが。
実は、この語り口の中に、入念に「甘え」の概念が排除されている。
全編を通じて、おっこは自分自身が依って立つ“居場所”としての「若おかみ」という仕事への崇高なプロフェッショナリズムを自分の指針とすることに努め、泣き言を言えば済む、他人に憐れんでもらえば癒される、そんなあまっちょろい選択肢を“逃げ場”には決してせず、むしろ、無意識のうちに避け、ただ、“自分自身”として前に進むことを選択し続けている。
そしてその結果、クライマックス、到底妥協できるはずもない“現実”からさえ、おっこは“逃げない”のである。
これは、かわいい小学生の女の子の姿を借りこそすれ、所謂“ハードボイルド”の概念そのものではないだろうか。
この映画は、小学生・おっこが、両親の死のPTSDを乗り越え、健気に人生を歩んでいく感動物語、という表層の下に、
峻厳なまでの厳しさと力強さを内包している。
だから、クライマックスの先に消えていくであろう幽霊の友達、本当の意味で去って行く両親についても、必要以上に感傷的な描写で観客を感動させようという小細工が無い。
ラスト、おっこの隣には、「甘えや感傷を振り切って、自分の居場所を自ら造り出した」その結果手にした、真月という、確かな現実そのものが寄り添っている。
「この時間がずっと続けばいいのに…」というラストのおっこの言葉。
それこそ、この「若おかみは小学生!」というドラマが
“状況を、受容し、選択し、そして自分の居場所を勝ち取っていった物語”であることの証左でもある。
ラストの先が、おっこにとって常に最善とは限らないかも知れない。
起き得るであろう、良い事、悪い事への全ての可能性を開いたまま、この物語は、ただそこにある。
それがとてつもなく愛おしい。
このアニメはハードボイルドそのものだ。
それが今の世の中の腑抜けた大人ではなく、「子供に向けた物語」であることが何よりも尊い。
チョコザイな人間が観れば、昨今流行りの符牒である「やりがい搾取」だの「ブラック企業礼賛の危険性を含んでいる」だのの寝言で、鬼の首を取ったような顔をする、そういう見方もできるけれど。
この作品はそもそも「そんな下世話な見方をしない」という前提にあり、ドラマが作り手側の毅然とした意志のもとに入念に構築されているという事は、心ある人間が観れば歴然だ。
少なくとも、原作との差異、というか明快に映画で構造を変えて来た部分である、幽霊(ウリ坊、美陽)に、両親の生きている幻覚と同様、PTSDに陥るおっこの「イマジナリー・フレンド」としての役割を振っていることには気づくべきだろう。(ラストで彼らが“消えていく”ことの説明になっているのがわかる)
TVアニメ史上の傑作「宇宙よりも遠い場所」を世に出した製作会社「マッドハウス」は、今、日本で疑いようもなく最高のアニメーション作品を創造できるプロダクションであり、その真価が遺憾なく発揮された本作は、作劇、脚本、映像技術、何より、企画そのものの「作品の物語性を重視した真摯な構成力」においてはまさに群を抜いており、あらゆる意味で現状のスタジオジブリを完全に超えてしまっている。
(余談だが、マッドハウスの社長として名作輩出に尽力してこられた丸山正雄氏が、退職後に立ち上げたアニメ制作会社が「この世界の片隅に」のMAPPAであったりする)
ジブリアニメのヒットブームの幻影を追い、興行的な縛りに囚われ、自分たちが祭り上げたビッグネーム(特に名を秘す)というお神輿を担ぎ上げるいびつな作家主義で駄作量産体制という迷走に舵を切ってしまったジャパニメーション業界の、今や数少ない希望の星として、今後も目が離せそうもない。
あと、テレビアニメ版「若おかみは小学生!」(放送終了)は、より原作準拠で映画版にも出て来たキャラも登場、声優メインキャストは映画版と同じ、しかも製作会社も同じマッドハウスで、これも見事な出来です! 映画版と見比べたり、映画では描かれなかったエピソードも沢山あり、映画の後にテレビ版を一気見すると、より映画の感動が深まる(哀しさ交じりの感動が、快い笑いと、さらなるキャラクター愛に昇華される感じ)ので、おススメです(アマプラで全話見れます)
感動できる名作!
この映画版だけが異色とも思える内容です。
どの作品も一人の少女の成長物語と言えるのですが、その意味合いは全く異なると言ってよく
登場人物もほぼ同じ、時系列も物語の大まかな出来事も変わらない中、ただ映画版のオリジナルキャラクターを
加えて絡ませるだけで、今までの登場人物ですら違った意味を持ってくるのは驚きを隠せません。
一人の少女の心情と内面を、日常を描きつつ明るさも持たせながらも、どこか歪さを滲ませ
最後の最後で避け続けていた事実に直面しながらも、春の湯の在り方を学び成長し、
抱えた心の内を克服し自立ていくと言う内容は、感動を覚えると言うほか言いようがないです。
一度見ただけでは分からない事も多く、二度、三度と見なおす事で
この人物は少女の過去を、この人物は現在を、そして、この人物は未来でありえそうな姿を映し出してると
やっと気付かされるくらいに、色々な思いと構成が込められている。
ぜひ、一度手に取って見てほしいと純粋に薦められる作品です。
ただ、コレクターズエディションは、監督等のインタビュー等々が収録されており
物語への思いや構想等々がよく分かるのは良いのですが、
いかんせん監督や他のアピール面の方が強く、絵コンテ未公開シーン集があるものの
挿入歌やノンテロップと言ったサービスが無いのが非常に残念な事になっています。
ブックレットも対談話とかインタビューメインですし…。
アウターケースに拘りがなければ値段相応の内容とは思えないので、通常版かAma限定版で良いんじゃないかな。
プライムにあったTV版を秋~冬に視聴、確かに惹かれるものがあったので本作を購入。
一般的なアニメファン、普通の映画ファンにはあまり注目されなかったようですが、質的には、大きな話題を呼んだ他の作品に決して引けを取らない良作だと思います。作画はとても丁寧ですし、お話しも良く出来ています。何より、声の演技が…生き生きとした主人公も、また彼女を見守る周囲の人々も、とても素晴らしいです。
お話の内容ですが、「単なる再編集・総集編ではない」とは聞いておりましたが、確かにその通りでした。
序盤~中盤は概ねTV版を、若干構成を変えながらなぞる形でしたが、随所に本作のための挿し込みがあり、「おや?」と思わされました。それらが重要な伏線となり、終盤で見事にお話がまとまっています。
或る意味「テンプレ」かも知れませんが、まっすぐでひたむきな主人公と、彼女を取り巻く人々の彼女を見る目の厳しさと温かさ、意見や立場の異なる人々とのぶつかり合いと理解…と言ったものが、嫌みな感じ無く描かれていて、とても好感が持てました。
そんなTV版で、第1話冒頭のごくわずかな部分で、殆ど説明のみのような形で通過してしまい、お話全体の始まりにしてはやや唐突過ぎる感のあった、おっこの両親が亡くなる部分が、本作では重要な鍵を握っていて、その鍵の使い方がまた心憎く、観ていて泣けました。
幾らか残念なところもあります。
出会った瞬間から事ある毎に衝突していたライバルと、様々な経験を通して互いを認め合い、やがて無二の親友になっていく過程が、本作では(この劇場版に於いては本筋ではないし、尺の都合もあるでしょうから仕方無いのですが)かなり大胆にカットされています。
また、おっこの母親役がTV版と違い、ナレーションも無い、とか。
いずれも本作の評点に影響するものではないのですが、ちょっと残念と言えば残念ではあります。