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ケマダの戦い リストア全長版 ブルーレイ [Blu-ray]
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フォーマット | ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | マーロン・ブランド, ジッロ・ポンテコルヴォ |
言語 | イタリア語 |
稼働時間 | 2 時間 9 分 |
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商品の説明
燃えよケマダ! 起て友よ! いま、激しい血潮が民族の魂を呼び起こす!
怒りに燃える炎ー 大地をゆるがす怒濤の響き! こみあげる感動の超巨篇!
キャスト
ウイリアム・ウオーカー卿:マーロン・ブランド「欲望という名の電車」
「ゴッドファーザー」/ホセ・ドロレス:エヴァリスト・マルケス/
テディ:レナート・サルヴァトーリ「若者のすべて」/
ヘンリー:ジャン・ピエロ・アルベルティーニ「アラン・ドロンのゾロ」
スタッフ
製作:アルベルト・グリマルディ「ソドムの市」「サテリコン」/
監督:ジッロ・ポンテコルヴォ「青い大きな海」「アルジェの戦い」/
脚本:フランコ・ソリナス「アルジェの戦い」、ジョルジオ・アルロリオ
「アラン・ドロンのゾロ」/撮影:ジュゼッペ・ルッツォリーニ「アポロンの地獄」/
音楽:エンニオ・モリコーネ「さらば美しき人」
仕様
ANRM-22207B/カラー/本編129分/音声イタリア語/日本語字幕/
リニアPCM(モノラル)/16:9(ビスタ・サイズ)/片面・1層/
1080 Hi-Def/MPEG-4 AVC/無許可レンタル禁止/リージョンA/
複製不能/イタリア・フランス合作作品
<解説>
ジッロ・ポンテコルヴォ監督の前作「アルジェの戦い」は観る人を自らその戦い
に参加しているかのような熾烈な感動と興奮にかり立てた。「ケマダの戦い」は
19世紀の大国の植民地政策に真っ向から斬りこみ、民族独立運動の必然性を
描き出している。その説得力の強さはモデルとされた国、スペインから厳重な
抗議を受け、一時製作が頓挫したと言われる。
映画の完成が遅れ、題名もQUEIMADAからBURN! に、国名がスペインから
ポルトガルに変更された。本作品はカットされたシーン(残存する)を加え再編集
されたものです。
<ストーリー>
カリブ海に浮かぶポルトガル領の島ケマダ。世界中に植民地化を進めていた
大英帝国は、その島の豊富な砂糖きびに着目し、経験豊かな冒険家ウイリアム・
ウオーカー卿(マーロン・ブランド)を送り込んだ。そして若い黒人奴隷ホセ・
ドロレス(エヴァリスト・マルケス)を利用して反乱を起こさせ、砂糖の支配権を握る。
10年後、真の自由を望んだホセは、今度は大英帝国に対して革命を企てる。
ウオーカーは彼が植え付けた自由の運動を根絶させるべく再びケマダに向かう・・・
(1969年製作イタリア/フランス合作)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : イタリア語
- 製品サイズ : 40 x 15 x 30 cm; 80 g
- EAN : 4560292378523
- 監督 : ジッロ・ポンテコルヴォ
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 2 時間 9 分
- 発売日 : 2019/5/21
- 出演 : マーロン・ブランド
- 字幕: : 日本語
- 言語 : イタリア語 (Mono)
- 販売元 : 株式会社アネック
- ASIN : B07PYX6HXK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 119,209位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,810位ブルーレイ 外国映画
- - 9,270位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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物語は19世紀。英国の特命を受け、ポルトガル領のケマダ島へ上陸したウィリアム ウォーカーが、現地の黒人ホセ・ドロレスを革命家として育てあげ、ポルトガルを駆逐し現地人による政権を樹立し、島を去る前半と、10年後に、多国籍企業の依頼を受け、利権のため今度は現地反乱勢力を殲滅すべく、ケマダに戻ったウォーカーが再度ドロレスと対峙する後半とに分けることができます。
今回の全長版では、主に作品の前半部分が丁寧に修復されています。
たとえばウォーカーが、対面かなわず処刑されてしまう反乱の首謀者サンティアゴとその妻をめぐる描写もそのひとつ。
発端は鉄輪で首締めのうえ斬首されてしまう衝撃的な処刑シーンですが、英語版では、反逆者への見せしめに晒し首にするためでしたが、今回の全長版では死者の再生を信じる黒人たちの土着信仰を貶める狙いもあることが明らかとなります。(村に戻っての葬儀で、妻は斬首された遺骸に黒い仮面を置き嘆き悲しみます。)
夫の遺骸を引取りに来た妻は、5人の幼子と荷車を引いてサトウキビ畑をぬけ坂道をやっとの思いで上っていきます。見かねたウォーカーが、馬から降り手をかします。(ウォーカーの意外な一面を感じさせる場面です。余談ですが私は黒土三男が映像化した『蝉しぐれ』の主人公が、父の遺骸をひきとるシークエンスを思いだしました。)
詳細は割愛させていただきますが、英語版では一部カットされていた島の娼館をめぐるエピソードや、ドロレスが闘鶏場での揉め事を手際よくおさめ才覚をみせるシーン。さらには、ウォーカーについてはロンドンでの下宿先の女主人や妻(英語版では登場せず!)の証言など、伏線として積み重ねられており、後半の島を焼き尽くす戦闘場面へと続いていきます。
ひととおり全長版を鑑賞し、作品の持つパワーは製作から半世紀を経てもいっそう強く深く心に残るものが感じられました。
元々のテーマは約300年にわたってカリブの島々の先住民を殲滅し、アフリカからさらってきた黒人達の労働力をもとに搾取し続けてきたヨーロッパの植民地主義の非道、愚劣さを白日のもとにさらし、真の独立をうたうものですが、単なる過去の告発にとどまってはいません。マーロン・ブランド演じるウォーカーは目的のためには手段を選ばぬ非情な策略家ですが、単純な悪人とは言い切れぬ人間として描かれておりそこにこの作品の今日的テーマが見え隠れします。
ジッロ・ポンテコルボ監督は前作『アルジェの戦い』があまりにセンセーショナルであったがゆえ、ともすれば『ケマダの戦い』に込められた奥深いメッセージはかすんでしまいかねません。今回の全長版で改めて評価されるべきではないでしょうか。