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釈迦 修復版 [Blu-ray]
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 勝新太郎, 三隅研次, 中村玉緒, 市川雷蔵, 川口浩, 本郷功次郎 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 36 分 |
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![釈迦 修復版 [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/71jbrQkHPGL._AC_UL116_SR116,116_.jpg)
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商品の説明
初Blu-ray化・蔵出し映画入り2枚組
特撮を駆使してブッダの生涯を描いた日本初の70ミリ超大作、待望の初Blu-ray化!
◆永田雅一社長時代の大映が誇る一大スペクタクル巨編。アクション、特撮をふんだんに盛り込んだ娯楽大作。
◆日本初の70mm作品であり、スーパー・テクニラマと名付けられた独自の撮影プロセスを採用。
◆本郷功次郎、勝新太郎、市川雷蔵、川口浩、山本富士子ら、大映スターの豪華勢ぞろい。
◆8p・35mmオリジナルネガから起こした4p・35mmインターメディエイトポジからテレシネしたHDマスターを、チラつき除去・パラ消しを施した修復版。
70mm上映時のインターミッションを、8p・35mmオリジナルネガから新たにテレシネして復元
◆4chテープよりドルビーサラウンド方式に変換したLDマスターから、立体音声を復元。
◆大神殿が崩壊するクライマックスシーンでは大規模なオープンセットが組まれ、CGでは再現できない重量感あふれる特撮シーンも見どころ。
◆蔵出し映画(※)のDVDを同梱!
(※これまでに未ソフト化の幻のレア作品の中から、本編Blu-rayに合った内容の作品を厳選してDVD化します。)
【封入特典】復刻プレスシート、ブックレット(復刻・伊福部昭氏インタビューなど)
【同梱DVD】「泣き笑い地獄極楽」監督:浜野信彦 脚本:高橋二三
【ストーリー】
インドの北方の国の王子として生れた仏陀は、何不自由ない生活を送りながらも貧しく虐げられた人々との違いに苦悩する…。
監督: 三隅研次 脚本: 八尋不二 製作: 永田雅一 撮影: 今井ひろし 録音: 大角正夫 照明: 岡本健一 特殊技術: 横田達之 特殊技術: 相坂操一 美術監督: 伊藤熹朔 音楽: 伊福部昭
本郷功次郎 勝新太郎 川崎敬三 川口浩 小林勝彦 市川雷蔵 山本富士子 中村玉緒
1961年 日本/カラー/スコープサイズ/156分
音声:日本語DTS-HD Master Audio5.0ch(4ch立体音声)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 140 g
- EAN : 4988111154880
- 監督 : 三隅研次
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 2 時間 36 分
- 発売日 : 2019/7/12
- 出演 : 本郷功次郎, 勝新太郎, 川口浩, 市川雷蔵, 中村玉緒
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : KADOKAWA / 角川書店
- ASIN : B07QNZ2D87
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 7,463位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 69位日本の特撮映画
- - 246位ブルーレイ 日本映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
本作のオリジナル音声は「6本トラック立体音響」。そのままの収録は無理だと思うので5.1chにでもリミックスして収録して欲しかった。オリジナルの音声は紛失したのだろうか?
しかしこのオリジナル音声は外国でミキシングされたもので、音楽の伊福部氏はお気に召さなかったらしい。伊福部氏はご長寿で最近までお元気にされていたので、伊福部氏監修で5.1音声を作るべきだった。(徳間も角川も何をしていたのだ)
本作は「秦・始皇帝」とともに国立近代美術館のアーカイブ事業で復元作業をされている筈。映像、音声ともにその復元されたものをマスターにしていなのだろうか?
70ミリ作品なのだからUHDで出してもいいと思うのだが。
追記
商品ジャケット裏には「5.0ch」と「2ch」と表記されており、かって「音声:日本語 リニアPCM 2.0chステレオ」と書かれていたこのページも「音声:日本語DTS-HD Master Audio5.0ch(4ch立体音声) 」に変更されている。DVDやWOWOWでの放送はモノラルだったがKBSの「中島貞夫の邦画指定席」で放送された時はステレオだったと記憶している(記憶違いの可能性もあるが)どうもこの作品の音声には謎が多い。
付属のブックレットには本作の撮影についての解説と伊福部氏のインタビューが掲載されている。音声についてや本商品のマスターについての詳細も掲載していただきたかった。
映像特典は予告編1本のみ(邦画初の70ミリなのに予告が1種のみしかつくられなかったのだろうか?)
蔵出しDVDはお楽しみなのでタイトルは伏せるが三隅監督の作品でもなく、出演者も「釈迦」とはかぶっていない東京作品。多分タイトルからのこじつけで選んだのだろう。どうせなら、ソフト化される可能性の低いマイナーな三隅作品か、オールスターつながりで「スタジオはてんやわんや」なんかが良かったと思うのだが…
中々、時間が取れなくて鑑賞する作品の優先順位が先送りの連続で
購入してから3年も経ってしまった。
相当、好きな作品で思い入れの強い映画なら、速攻に鑑賞していただろうが、
如何せんビデオソフトからテレビ放映から見る度に画像が今一つ納得いかず、
物語の展開もかったるく感じてたのが正直な気持ち。
2024年1月元旦、早々、この修復版 Blu-rayを鑑賞、
驚きのあまり見入ってしまった。
と言うより魅入ってと言った方が良い。
物語の展開も映像が美しくなった分、すんなり入って来たのは確かだ。
単刀直入に面白かった。
画質が良くなるとこうも違うのか・・・・
特にスケベ丸出しの当方としては、
女性陣の肌の色が美しい。
勝新も本郷も川口も若い。それよりも女性陣の姿に目移りする作品であった。
もちろん話の筋もビデオソフト時代に鑑賞済みなので筋は知っているので
すんなり入ってきてる。
アナログからデジタル処理に関しては個々に賛否があるが、
こぅも、クリアに美しくなるとは・・・・
若尾文子作品は、DVD、Blu-rayと、ほぼ揃えてあるが、
若尾文子出演作品よりも、この釈迦は綺麗に修復されている。
私は宗教とは一切無縁の人間ですがこの映画には感動しました。特に貧者の一灯
このエピソードは涙とは無縁の私でさえも涙がこみ上げてきました。人間は悪に染まるのは
真人間になるより簡単と言われますが、人間の本性は善、そう思わせる映画です。
この映画は始めてみましたが、この映画に関わらず本当に映画は素晴らしい芸術です。
出演∶市川雷蔵、勝新太郎、本郷功次郎、川口浩、川崎敬三、小林勝彦、三田村元、丹羽又三郎、島田竜三、鶴見丈二、大辻伺郎、北原義郎、根上淳、千田是也、東野英治郎、見明凡太朗、滝沢修、中村鴈治郎、市川壽海、京マチ子、中村玉緒、チェリト・ソリス、叶順子、山本富士子、山田五十鈴、月丘夢路、北林谷栄、細川ちか子、杉村春子
ヤショダラーの声:前田敏子(クレジットなし)
監督:三隅 研次
映画ファンになってから数十年、恥ずかしながら『釈迦』というこの映画の存在は最近までまったく知らなかった。かつて隆盛を極めたが、とっくになくなった映画会社·大映の製作作品だからだろうか。旧作などのコンテンツやTV部門の作品で、"大映"の名は存続してるが……。(大映映画がなくなったあとも、大映テレビは、山口百恵らの「赤いシリーズ」や『スクール☆ウォーズ』、あの名(迷)作『スチュワーデス物語』で存在感を誇示(?)してました)
この『釈迦』という映画、なんと日本初の70mm大作だそうだ。当時のオールスター·キャストで、多くの主役級スターを惜しげもなく脇役に使っているし、CGのない時代なので、オープンセットに巨大な建造物を作って盛大に破壊してくれます。古代インドが舞台なので、石造りの建造物や巨大な像、エキゾチックできらびやかな衣装などは、ハリウッド製スペクタクル史劇を彷彿とさせ、日本映画じゃないみたいだ。
豪華なセットと華麗な衣装をこれ見よがしに撮るあまり、(小道具も含めて)使用感がなくて、芝居っぽさが目立ちすぎるのが欠点と言える。だが、寓話的·教訓的な各エピソードには、そのリアリティのなさが、かえって似合ってると言えなくもない。モーゼを主役にした『十戒』、キリストの生誕や死、復活を背景にした『聖衣』『ベン·ハー』などハリウッド大作の向こうを張って、アジアに求めた題材が、仏陀の生涯だったということか。日本では二度と作れないであろう超大作だ。
[物語] 紀元前5世紀のインド。釈迦族の王子·シッダ太子が誕生する。20年後、シッダ太子(本郷)は、たぐい稀な美貌を持つヤショダラー姫(ソリス)の婿の座を巡る武芸大会に姫の希望で出場し、姫に邪欲を抱く従兄のダイバ·ダッタ(勝)を打ち負かして結婚する。だが、自分の恵まれた境遇と、身分差別がはびこる現世に疑問を抱いたシッダは、単身旅に出て出家してしまう。
シッダを想って嘆き暮らすヤショダラーだったが、彼女に邪な欲望を抱くダイバは、屋敷に押入り、ヤショダラーを犯す。彼女は自害し、ダイバは一族から追放される。放浪の旅を続けるシッダは、菩提樹の下で長い年月の瞑想の行に入る。森の魔物たちの妨害や誘惑にも動じないシッダは、村の女ヤサ❲その正体は帝釈天❳(京)の助けもあり、ついに悟りを開き「仏陀」となった。やがて、仏陀の許には全国から教えを乞う人々が集まり、ウパリ(川崎)、アナン(小林)らが信徒となる。
父王の妃である義母タクシラー(月丘)の誘惑を退けたため、怒りを買って目を潰され追放されたクナラ王子(市川)も、妻ウシャナ(山本)とともに、仏陀を訪れ帰依する。やがて、その厚い信仰は、クナラに奇跡をもたらすのであった。一方、シッダを憎むダイバは、仏陀を倒すため、シュラダ行者(東野)の下で修行し、神通力を身につける。ダイバは、マガダ国のアジャセ王子(川口)に取り入り、バラモン教の大神殿を建造して仏教徒を迫害し処刑を行い、仏陀との対決姿勢見せてゆく……。
ハリウッドに負けない超大作を作ろうという気概が、随所に汲み取れる(日本映画としては)空前の大作だ。太平洋戦争後わずか十数年で、ここまでのものを作ってみせたのは凄い。戦後、日本の近代化を世界に知らしめるために、東京オリンピックが開催されたのは'64年。それに集まる外国人に誇示するための新幹線や首都高速が開通したのも同年。それに3年先駆ける'61年に、この映画を作っていたとは驚きだ。(かなりマネっぽい場面も目立つが……)
シッダが誕生して「天上天下唯我独尊」と呟くイントロは、キリストが馬小屋で生まれるところから始まる『ベン·ハー』のマネ……いやオマージュか? 厚い信仰がもたらす奇跡なども『ベン·ハー』にあったなぁ。巨大神殿建設のために、多くの人夫が巨石を引くあたりの描写は『十戒』。神殿崩壊のスペクタクルは、『サムソンとデリラ』のクライマックス·シーンを思い出させます。
宗教映画としての側面もあるが、長い上映時間を飽きさせないための娯楽性·ドラマ性と、歴史的事実とがチグハグになり、底が浅い印象になってしまうのは致し方ないか。日本は、クリスマスでもハロウィンでも聖バレンタイン·デーでも、お祭りごとに繋がれば何でもOKの国だし……。この『釈迦』の映画企画も、製作中から敬虔な仏教国から抗議があったらしく、完成後もセイロン(現スリランカ)やビルマ(現ミャンマー)では上映禁止になったとか。
長い年月に渡る物語であり、日本人には予備知識として、インドのこの時代の歴史をちゃんと知っている人は少ない。数多くの挿話を串刺しに連ねた構成になり、各エピソードごとに新しい人物が入れ替わりに登場する。しかしながら、話が替わるたびに新キャラたちの身分·立ち位置·関係性を端的に理解させて、見る者がすんなり物語世界に入れるようになっている脚本は、娯楽映画としては上々だろう。