【Amazon.co.jp限定】ジュリアン[Blu-ray](2L判ビジュアルシート付き)
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
Amazon.co.jp限定特典:2L判ビジュアルシート付き
この映画を観終わった時、息ができない―。
世界中から絶賛の嵐を巻き起こしたフランス映画界の新鋭監督による傑作サスペンス!
◆フランスのアカデミー賞であるセザール賞で最優秀作品賞を含む4冠を獲得!
数々の主要映画祭で受賞し、世界35ヶ国で公開されるなど、世界中から絶賛の嵐!
ヴェネチア国際映画祭 監督賞/サン・セバスチャン国際映画祭 観客賞/パームスプリングス国際映
画祭 監督賞/マイアミ映画祭 脚本賞 他!
◆フランス映画界の新しい才能、グザヴィエ・ルグラン監督による衝撃の長編デビュー!
ヴェネチア国際映画祭で監督賞に輝くなどこの作品で世界中からその才能を認められ、
フランスのユニバーサル配給の次回作が決まっている今後最注目の新人監督が描く壮絶なヒューマンドラマ。
[内容解説]
フランス映画界の新しい才能、グザヴィエ・ルグラン監督、衝撃の長編デビュー!
離婚した父と母の間で揺れ動く、息子ジュリアンの苦悩を描く。
両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り
決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった
。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌ
は共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るため
に必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていくのであった
。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。
[特殊内容/特典]
◆映像特典(44分)
・メイキング
・本国版予告
・日本版予告
【出演】
ミリアム・ベッソン役:レア・ドリュッケール(『アサシンズ』、『女はみんな生きている』)
アントワーヌ・ベッソン役:ドゥニ・メノーシェ(『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』、『イングロリアス・バスターズ』)
ジュリアン・ベッソン役:トーマス・ジオリア(『Adoration』(19))
ジョゼフィーヌ・ベッソン役:マティルド・オネヴ
【スタッフ】
監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン
製作:アレクサンドル・ガヴラス
撮影:ナタリー・デュラン
[発売元]
アンプラグド
[クレジット表記]
(C)2016 - KG Productions - France 3 Cinema
登録情報
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- 監督 : グザヴィエ・ルグラン
- メディア形式 : Blu-ray
- 時間 : 2 時間 17 分
- 発売日 : 2019/7/17
- 出演 : レア・ドリュッケール
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B07S8MJBRB
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 282,702位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 10,281位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 74,476位ブルーレイ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
原題「親権まで」はDVに苦しめられる母子の話だ。
婚姻生活が上手く行かんのは仕方ない、散々悩んで苦しんだ挙句の決断なら、誰もとやかく言うものではない。
思い出だけ胸に仕舞い、後はキレイさっぱり他人になること、そして自分の遺伝子を引き継ぐ子供はその後も助けてあげること。
至極当たり前の意識だが、それができず執着の無限地獄に囚われた夫を、妻は病気だと訴えたが、癒やすのは身近な人物か?、調停員か?、弁護士なのか?
愛情と信頼を失った父権の暴走は、母子にすれば恐怖でしかないし、その怯えを気付けない父親は狂っている。
子供に執着しておいてその子供を邪険に扱うところまでがワンセットな事を本人である男が理解していないのが恐ろしいところ。
ただ、私があの母親なら意地でも我が子をアホな父親の元にはやらせはしない。
裁判所命令など知ったことか!という毅然とした態度を子供に対してみせますよねぇ。
万が一会わせなければいけなくなるなら、絶対に綿密な徹底した打ち合わせを行い状況に合わせてどう発言すべきかどう振舞うべきか徹底的に叩き込んでおくが…そういう意味ではこの母親も詰めが甘い。
そしてそれが最後の最後まで続きます。
クズ男と己の選択ミスで人生で深く関わってしまったなら徹底的に逃げねばならぬのが当たり前。
本当にDV受けてたの?っていう無警戒さがストーリーの信憑性を著しく損なわせています
わざとなんか?って思わせるほどの母親の頭の弱さに腹が立ってきます。
それを知ってか知らずか息子のジュリアン唯一人が敢然と父親に立ち向かいますが…
クズなDV男を描いているように見えますが、実のところDVを受けることに甘んじるダメな女の真実を抉り出しているように感じました。
作り物と実録の間くらいのノンフィクション性があるんじゃないでしょうか。
DV加害者の心理描写は相当に絶妙です。
ストレートに言えば、子の福祉が置き去りにされる離婚の実情について、
あるいはDVの把握しづらさについて、問題意識を持ったかなり硬派な作品だと思います。
エンタメ的な要素がないわけじゃないし、
ジュリアンの子供とは思えない自然な演技力は見ものですが、
視聴後かなり重たい気持ちにさせられるので、
お金を払ってでも観たいと思う層はそれほど多くはないはずです。
DV被害者支援に関わっている方や離婚に関係する仕事についている方には、
是非観て欲しい映画です。
実際に家族に手を挙げるとこまでは描かれてないものの、じきに荒れ狂うのが容易に想像できる
物語の進行につれて徐々にストーカー化していくのは当然の成り行きで、ジュリアンを脅して嫁さんたちの秘密の新居を突き止めます。
元々ダメ人間なのか、別居を機に精神バランス崩してクズ化したのか
気持ちは分からんでもないが、その執念というか粘着質のエネルギーを他に向けたらいいやん、と思わずにいられなかった。
が、物語が佳境に近づくにつれ、嫁さんも実はクズなのが判明します。
本来なら経済的にカツカツだろうに、娘のためか知らぬが場所借り切っての盛大なパーティーなんぞ開いて、ちょっと普通引く…
しかもその場にはしっかり間男がいるわけで…
冒頭から調停のシーンから入り、すでに別居状態だったので、そこに至るまでの説明がなく当然この暴力感たっぷりの夫にすべての原因があると考えがちだが、実は嫁さんに間男が出来たせいかもしれず、まぁ説明がないので想像するしかないのだけれど。
この嫁さんは、厄介な夫の相手をすべてジュリアンに押し付けているかのようで、自分は逃げ回るだけ。
まぁ夫があのDV野朗なので怖いのはわかるけど…
とにかく決断力や勇気に乏しく、ジュリアンが苦しんでるのはどこか他人事のような…
しかも最終局面、自分で警察呼ぶなりしろよ…対面の婆ちゃんが通報してくれなかったらアンタら死んでるよ?
とまぁ、ダメな親二人の狭間でジュリアン君がとにかく可哀想な作品です
DV夫の父親をひたすら息子がかわそうとする。息子役の嫌がる表情や怯える表情、様々な感情が混ざった表情などなどとにかく演技がすごい。
これはある種のホラー映画ではないか。静かな進行が返って怖い。
父親がなぜあのような人間になってしまったのかも描いていないので薄っぺらい感じがする。人間は突然変わるわけではないので、約18年間の家族生活の中で、父親が変化したとしたら、回りの人間にも少しは責任があるはずだ。父親と父親の父母の関係も、フランスにも日本にもよくある、田舎の封建的な家族のようで、暗くて嫌になってしまう。
1度見れば、もう見たくない映画を名作とは呼べないと思う。
それにしても本作はホラーの様にじわじわ来る怖さを感じました。いずれジュリアンに対し暴力的な事をするだろうと予想はしていましたが、実際にそうなった時は背筋が凍りましたね。夫のフラストレーションが溜まっていくとのと比例して緊張感も増していく展開に固唾を呑みました。
そしてシャイニングを髣髴するラストの演出。少々作為的でしたが妻と子供の不安感のみならず視聴者にまで波及させるその演出は見事でした。
本作は男の自分でも妻の気持ちが分かる程の表現力だったと言えます。DVが理由で離婚する夫婦など他人事の様に感じていましたが、妻の新居のそばに夫が引っ越すだとか、子供を脅して妻の居場所を聞き出す等の行為を散見した折の恐怖感が、他人事の垣根を取っ払ってしまいました。ルポルタージュを劇映画として見せた成功例と言える作品ではないでしょうか。
他の国からのトップレビュー

Le jeune Thomas Gioria est bouleversant

“Custody” (original title “Jusqu'à la Garde”) I found to be a remarkable and very realistic film though. The writing and directing from Xavier Legrand is brilliant. There's tension pretty much throughout the whole film and with a narrative that leaves enough unknown about the story to leave ambiguity as to what exactly is happening and for what reasons, added to which the pace is slow which all adds yet more to the tension. The whole cast are brilliant and especially so Denis Ménochet and Thomas Gioria who play father and son – Antoine and Julien Besson for the raw emotion that they deliver in their scenes.
One never gets all the answers as to what was the cause to the separation but that doesn't take anything away from how good this film is, and some of those answers can be found in a previous short Oscar Nominated film by Xavier Legrand.
“Custody” as it is presented on the DVD (ASIN: B07F2Q5BGP) comes with a short feature “Just Before Losing Everything” (original title “Avant Que de Tout Perdre”) which offers some of the back story to the main feature. I would very much recommend watching this short film but I would say to do so after watching the main feature.
On the DVD (ASIN: B07F2Q5BGP) you get:
“Custody” (1 hour 30 minutes)
Scene Selection
Set Up: 5.1 Dolby Digital, 2.0 Stereo
English Subtitles on/off
Special Features: “Just Before Losing Everthing” (30 minutes)
Trailer

Tout ce stress permanent se cristallise sur la garde de leur fils JULIEN âgé de 11 ans ( formidable performance de THOMAS GIORIA que DENIS MÉNOCHET compare à BENOIT MAGIMEL dans LA VIE EST UN LONG FLEUVE TRANQUILLE ) et ce malaise exacerbé, alimenté par les multiples manipulations et mensonges des deux parents va culminer dans la scène finale qui est peut-être pour moi la partie du film que j'estime la moins intéressante.
XAVIER LEGRAND n'a pas voulu montrer que tous les torts venaient du mari ou de la femme ( DENIS MÉNOCHET explique d'ailleurs très bien la vision de son rôle dans les bonus ) . Malheureusement, entre ces deux parties, se trouve leur fils JULIEN qui bien sûr vit très mal cette situation et en souffre. JULIEN aussi manipule et ment à ses parents et particulièrement à son père pour protéger sa mère.
Un film extrêmement angoissant qui vous laisse pantois et exsangue tant cette grande tension psychologique est palpable du début à la fin de ce film que je recommande particulièrement.

Angoissant et terriblement bien joué.
A voir absolument

The outcome is not accurate, however, since in real life, the abuser has a 70-90% chance, according to research, of getting partial or full custody, even after his crazed behavior. This is one of the most pressing social justice issues of our times. I would like to see Xavier LeGrande produce a sequel to Custody on that topic.