ちーちゃんは悠久の向こう [Blu-ray]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 兼重淳, 仲里依紗, 林遣都 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 8 分 |
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商品の説明
【初Blu-ray化!】死んでも、終わらない恋…
ライトノベル界の若き天才、日日日(あきら)のデビュー作を仲里依紗×林遣都で映画化。
“衝撃のラスト”が切ない感動を呼び起こす!
[セールスポイント]
●多くの希望の声に応えて初Blu-ray化!
●原作は、5つもの新人賞を総ナメにし、恋愛、ファンタジー、ホラー、と様々な要素を取り混ぜな
がら他に類を見ない世界観で読者を魅了する、日日日(あきら)の衝撃のデビュー作。
●主演は、劇場アニメーション『時をかける少女』の主演の声を演じ、『アイランドタイムズ』『渋
谷区円山町』での好演も光った仲里依紗と、大ヒット作『バッテリー』についで本作が映画出演2作
目となった林遣都。
●監督は、『眉山』や『世界の中心で、愛をさけぶ』他、多数のヒット作品で助監督を務めていた兼
重淳。本作が初監督作品。
[内容解説]
【ストーリー】
幼馴染みの歌島千草(=ちーちゃん)と久野悠斗(=モンちゃん)。
悠斗は、高校生になっても相変わらずオカルト好きな千草に引っ張られ、共に“学園七不思議”を探
し回る。
それでも悠斗は、千草の笑顔を見ているだけで幸せだった。
しかし、そんな2人の周辺で、次第に不可思議な出来事が起こり始める。
悠斗が抱える“秘密”、そして2人を待っていた予想外の結末とは…。
(2008年1月19日~ 全国劇場公開作品)
【「ちーちゃんは悠久の向こう~序章~」】
映画の謎を解く“カギ”や撮影風景、キャストのインタビュー等を収録したナビゲートDVD。
【収録内容】
DISC1(Blu-ray):本編
DISC2(DVD):ナビゲートDVD「ちーちゃんは悠久の向こう~序章~」
※この商品は、2008年6月4日にDVD発売された映画『ちーちゃんは悠久の向こう』本編のBlu-rayディ
スクと、
2007年12月21日にDVD発売された「ちーちゃんは悠久の向こう~序章~」と同内容を収録したDVDディ
スクをセットにした商品です。
[スタッフキャスト]
【キャスト】
歌島千草:仲里依紗
久野悠斗:林遣都
武藤白:高橋由真
林田遊子:波瑠
加藤信二:奥村知史
大島:小野まりえ
歌島千草(少女時代):永山菜々
久野悠斗(少年時代):飛田光里
西一洋:中山祐一朗
久野智子:霧島れいか
久野武:堀部圭亮
歌島実奈子:西田尚美
【スタッフ】
監督:兼重淳
脚本:山室有紀子兼重淳
原作:日日日(あきら)「ちーちゃんは悠久の向こう」
主題歌:奥華子「空に光るクローバー」(PONY CANYON)
[発売元]
ポニーキャニオン
[クレジット表記]
(C)2007「ちーちゃんは悠久の向こう」フィルムパートナーズ
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- EAN : 4988013986213
- 監督 : 兼重淳
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 8 分
- 発売日 : 2019/9/18
- 出演 : 仲里依紗, 林遣都
- 言語 : 日本語 (PCM)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B07VNCBQB8
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 61,409位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,702位ブルーレイ 日本映画
- - 3,084位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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女の子のちーちゃんと男の子のモンちゃんは大の仲良しで2人はいつも一緒。
ちーちゃんは自宅の2Fベランダでモンちゃんに「空を飛んで」と言います。
傘をパラシュートに飛び降りたが次の瞬間、壊れた傘とお尻を擦るモンちゃん。
しかしベランダから見ているちーちゃんに笑顔でVサインを出します。
実はこのシーンの続きが後で重大な意味を持ってくるのです。
時は流れ、同じベランダで外を眺めてる高校生のちーちゃん(仲里依紗)は
お母さんに呼ばれた気がして部屋に戻ります。「お母さんおはよう!」
でもお母さんは無視して、お父さんを呼びます。
なぜか食卓に用意された朝ご飯は2人分です。
「お母さん行ってきまーす!」明るくちーちゃんが言うけど
お母さんは、ここでもまた無視します。
ちーちゃんは幼馴染のモンちゃん(林遣都)と楽しく学園生活を送っているのに
モンちゃん以外は先生にも同級生にも皆から無視されます。
唯一、霊感の強い地味なメガネの同級生・林田さん(波瑠)に屋上でモンちゃんは
「それ、鬱陶しくない?」と意味不明の言葉をかけられます。
「オカルト研究会」に入ったちーちゃんは「学園の七不思議」という
奇妙な冊子を見つけ、モンちゃんを誘い校内の探検を始めます。
やがて不思議な事がどんどん起こります。
ちーちゃんとモンちゃんが鏡を見ているのに、ちーちゃんの姿だけ映ってなかったり
ちーちゃん手作りのお弁当を食べて「お腹いっぱいだよ」
と微笑むモンちゃんのお腹がグーと鳴ったり、
七不思議の【苔地蔵】にちーちゃんが「林田さんをモンちゃんに近付けないで」
とお祈りしたら林田さんが急に死んでしまったり。
そしてついに、もやもやした部分を確信に変える残酷な場面が現れます。
帰宅したちーちゃんの部屋である現象が起こるのです。そしてお母さんが帰ってきます。
「お母さん!」すがりつくようなちーちゃんを無視してお母さんは小さな仏壇に向かいます。
背中越しにちーちゃんが覗くと、そこに飾られていた遺影の写真は。。。。。
時を同じくしてモンちゃんも思い出します。忘れていた昔のある重大事件を。
ここから感想に入ります。
1980年代の角川映画や眉村卓のSF小説的な雰囲気を持っています。
もちろん仲里依紗主演の「時をかける少女」に通じる切なさも。
「世にも奇妙な物語」が好きな人にもおススメです。
敢えて弓道部部長(高橋由真)の大根っぷりとか、ツッコミどころは満載でも
ひと昔前のオカルトファンタジーとして見ればまあ許せる、趣のある作品です。
何と言ってもヒロインちーちゃんの仲里依紗がすごく光っています。
ちーちゃんの前髪パッツンに三つ編み、可愛くて幼い仕草やそのあどけなさは
未来を失ってしまった女の子の哀しさを絶妙にイメージさせる名演です。
また【苔地蔵】にお祈りするシーンや、校庭でモンちゃんと弓道部部長が抱き合うのを
校舎の窓からジッと睨みつけるシーンでの生気の無い表情には思わずゾッとします。
モンちゃんの林遣都も、元気なちーちゃんに振り回される男の子を好演。
このテのものは下手すればお粗末な学校怪談になってしまう所を
主演2人の熱演もあり、切ないノスタルジー作品に仕上げています。
ちーちゃんがいつも持っているオレンジの風船ガムと
屋上で「もし、死んじゃったら(本人は)死んだことに気付くのかなあ」と
モンちゃんに話しかけるシーンが印象に残ります。
最後の七不思議の美しい【聞き耳桜】の下でお別れする2人のシーンは
夜桜の美しさと相まってとても切ないです。
青いハンカチで包んだ手作りのお弁当を持って「モンちゃんは知ってたんだね…」
寂しそうにそう言い残して、ちーちゃんは消えてしまうのです。
実は本当の最後にオカルト的な凄いどんでん返しがありますが…
切ないだけで終わらなかったちーちゃん、凄いですね。
演じているお二人を見ているだけでも、かなり楽しめたし面白い内容だった。
桜の木の下での切ない別れのシーンは天使かと思うほどの美しい林さんの姿に釘付けになりました。
しかし話は最後、ゾッとする驚きの結末でなかなかよかった。
全編、仲嬢にミツ編みを強いているのに驚いた。
しかし、相変わらずの美少女ぶりには、それ以上に驚く。
少しふくよかになったか?
映画を見ながら不自然な場面が続き、タイトルを思い出せば
誰でも、ああ、あの映画と同じか?などと思うのではないか。
但し、サスペンス映画ではないわけだからオチが分かっていたとしても
物語で(或いは力技で)引き込むことはできる筈。
そう思いながら見ていた。
何より冗長な場面が延々と続く。退屈な場面の連続。
そして本当に演技指導したのか?
というほどの稚拙な役者たちとその脚本にためいき。
徐々にではあるが、残念ながら不幸なヒロインより、メガネ美少女や
弓道部部長に段々と感情移入していくので、その二人への
扱いに「それはないだろ」と思うのだ。
彼女達2人だけが、この作品の中で最も優しく、親切に主役少年に
接してくれていたのに、という物語としての破綻。
主役2人のそれぞれの親の描き方も中途半端。
冗長な場面を排除してこの親の葛藤を入れればよかったのに。
ラストなど、じゃあ彼女はどこへ行ったんだ?と。
主役2人の為なら、脇を固めてくれたキャラクターをすっ飛ばしていいのか、
とむしろ強引すぎるラストに不満。
主演少年はこれで、何本目かの作品だと思うが少しづつ安定して
きていると思うが、やはり見ていてハラハラするのは否めない。
素人である私が見ていても恥ずかしくなるのだから、本人も辛いだろう。
ヒロインである仲嬢はさすがキャリアも長く、シッカリと安心して見ていられる。
映画の中でこれだけ髪型が変わらないのに、チャーミングなのには本当に驚く。
「時かけ」での声優経験などが確実にキャリアップに繋がっているのだろう。
仲嬢のいつも変わらない全力の演技に敬意を表して。
弓道部部長の美少女ぶりも目を引く。
弓道着姿のポージングなど惚れ惚れする。
現役のティーン向け雑誌のモデルらしいが、残念ながら役者としての
資質はなさそう。そもそもあのセリフ、脚本はないだろう。言わせられる彼女も
演技しながら首をひねっていたのではないか。
だが喋らずに、何らかのポージングさえしていれば、また制服姿で
じっと黙って佇んでいればヒロインすらも圧倒するほどの魅力。
やはりモデルがメイン、ということか。
弓を引き絞る横顔は、本人と弓道の両方を美しく見せていて秀逸。映画に凛とした空気を与える最も印象的なシーンでした。まさかほんとに弓道の人ではないのか、とも思ってしまいました。
一週間の練習、とインタビューで語っていましたが、本人が「練習の成果でよく出来たかも」と言う言葉通りだと思いました。
本を読んでいるようなセリフは、「そんなしゃべり方をする人はいない」というトーンなのですが、それがこの映画に抽象性のような物を与えていて不思議です。
私は、映画でもスポーツでも、名前を知らず、「何て言う人だろう?」とその場で発見するのが大好きです。それがこの映画では、高橋由真さんでした。これからの彼女の演技や作品をとても楽しみにしたいです。