最新の3Dスキャン技術を駆使し、巨大恐竜や魚竜の骨格標本復元に挑みながら、謎に包まれた生態に迫っていく!
第1話「史上最大の恐竜パタゴティタン」
2014年、南米で巨大な骨が見つかった。長さ2.4mに及ぶ大たい骨は史上最大の恐竜のものである可能性が高い。40人が2年を費やして発掘調査した結果は果たして?
発掘された200を超える骨は、ティタノサウルス類のものと判明。体重は70トン!これまで最大とされてきたアルゼンチノサウルスをしのぐ重さだ。
巨体を維持するための心臓は230キログラム、1回の拍動で90リットルもの血液を送り出していた。背骨はかつてない形状だ。
最新の3Dスキャン技術を駆使し、巨大恐竜の骨格標本復元に挑みながら、謎に包まれた生態に迫っていく。
第2話「ジュラ紀の巨大魚竜」
イングランド南部のジュラシック・コーストで魚竜の化石の一部が発見された。イクチオサウルスの前肢だが、過去に発見されたものとはかなり異なった個体である。
発見者である化石ハンターのクリスは、頭部以外の残りの部分を苦労の末にほぼすべて発掘、化石をデジタルデータ化し、3Dモデルを作成してその形状や生態の調査に取り組んだ。
分析の結果、それは巨大な魚竜、テムノドントサウルスに襲われて死んだらしいことが判明。また、皮膚の化石からはその魚竜の体色も明らかに。
完成した3Dモデルの骨格は、今回の骨が新種の魚竜のものであることを示していた。たった1つの化石から2億年前の海の動物の生態がいくつも解明されたのだ。
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