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ケス ケン・ローチ Blu-ray

5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

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仕様
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新品 中古品
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フォーマット 色, ワイドスクリーン
コントリビュータ デヴィッド・ブラドレイ, フレディ・フレッチャー, ケン・ローチ, コリン・ウェランド, リン・ペリー
言語 英語
稼働時間 1 時間 51 分

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商品の説明


寂れた小さな炭鉱町で、少年は大きな夢を見た。
名匠ケン・ローチ(『家族を想うとき』『わたしは、ダニエル・ブレイク』)の初期傑作が日本初のブルーレイ化。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』のヒットでも記憶に新しいイギリスの名匠ケン・ローチ監督が1969年に発表した初期傑作。
イギリスの労働者階級の人々の人生を厳しく、そして優しい眼差しで描き続けるケン・ローチ監督の原点的作品。
本作に主演したデヴィッド・ブラッドレイは英国アカデミー賞新人賞を、
主人公ビリーの唯一の理解者ファーシング先生を演じ打コリン・ウェランドが同助演男優賞を受賞、世界で高く評価された。
日本初、ブルーレイ版が待望のリリース!

☆封入リーフレット☆

■STAFF:
監督:ケン・ローチ
脚本:ケン・ローチ、バリー・ハインズ
製作・脚本:トニー・ガーネット
■CAST:
デヴィッド・ブラドレイ、リン・ペリー、コリン・ウェランド、フレディ・フレッチャー

イギリス・ヨークシャーの寂れた炭鉱町に暮らすビリー。父はおらず、母と不良の義兄の3人暮らし。
年の離れた義兄とは喧嘩が絶えず、学校にもあまり友達はいない。
家は貧しく、彼は朝から新聞配達のアルバイトをしている。
どこにも居場所がないビリーは、ある日、町はずれの修道院跡の廃墟にハヤブサの巣を発見する。
彼は巣からヒナを持ち帰り、「ケス」と名づけ育て始める。
次第にビリーとケスの間には信頼関係が生まれていく。

1969年│原題:KES│カラー│英語音声(モノラル)│16:9ビスタ│1080P│リージョンA

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
  • EAN ‏ : ‎ 4933672254197
  • 監督 ‏ : ‎ ケン・ローチ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 51 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/5/29
  • 出演 ‏ : ‎ デヴィッド・ブラドレイ, リン・ペリー, コリン・ウェランド, フレディ・フレッチャー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ IVC
  • ASIN ‏ : ‎ B085LK2DZ8
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中5つ
5つのうち5つ
3グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今年84歳になるケン・ローチはご存じのように一貫してイギリスの貧しい労働者階級を凝視し、その痛みを鋭く写実的に描き続けてきた。60年近くものキャリアの中で特にここ15年間で2度に渡りカンヌ映画祭でパルムドールを受賞しており、老いてますます世界の映画人たちから尊敬を受けている監督である。
そのローチの初期の傑作と言われているのが「ケス」、一部で名声を博している作品だが今回が初見だった。

当商品サイトや先行するレビュアーの方の解説にある通り、これは炭鉱のある田舎町に住む少年とハヤブサとの心温まる交流を軸にイギリスの貧しい母子家庭で暮らす少年の過酷な現実が照射されていく。
このあらすじを知った時、大島渚の処女作「愛と希望の街」みたいな作品なのかと思った。
当初は「鳩を売る少年」とのタイトルがつけられていた「愛と希望の街」は、貧しい家庭に病弱な母親と妹の3人で暮らす少年が働きに出れない母親の代わりに野生の鳩を捕らえてそれを街頭で売るという話だ。
その姿を裕福な家庭の女の子が見ていて、少年の家庭環境に深く同情し、何とか助けてあげたいと鳩を買う。
ところが、実は少年は鳩を調教しており、一度売った鳩は買い主の手元からまた少年の手元へと戻ってくる算段となっており、つまり、少年は一羽の鳩を使って何度も詐欺曲がりの商売をしてお金を稼いでいた。
それを知った少女の善意の心は傷つき、裏切られた一心で自宅に居た兄に飛び立っていく鳩を撃つよう懇願する、、、。
綺麗ごとのヒューマニズム的結末を一切排し、所詮、富める者と貧しい者の間には、決して相容れることなどできない深い溝があるのだという厳しい現実を明示してみせた大島渚の怒りと悲しみに湛えた問題作だった。

以上、長々と「愛の希望の街」について説明してしまい恐縮だが、つまり、「ケス」にもそんな怒りや悲しみがストレートに吐き出されるような作品なのかと思っていたのだ。
しかし、こちらの想像は的外れであった。
「ケス」はまずは詩情的な映画である。
それは少年のハヤブサとの交流シーンのみならず、日々の学校生活や牛乳配達のバイトと言った日常をスケッチしたシーンでも強く感じる。
しかし、同時に、やはり、何気ないシーン、言葉の端々に流れる過酷さと辛さに胸が衝かれる映画でもある。
この作品には“悪人”は登場しない。
少年に対して暴力をふるい許すことが出来ないであろう行動を取る兄も、少年をいじめる同級生も、いずれも貧困と共に暮らしている。どうしようもない侘しさや抑えることのできない鬱屈が見え隠れするだけだ。
唯一の“悪役”を挙げるなら、少年が通う学校の教師や学生課の就職指導者だろうか。でも、彼らも教育・行政組織の一員としての役割を果たしている面で考えれば真に冷酷なのは誰なのか、自ずと見えてくるはずだ。

数か月前、是枝裕和監督とケン・ローチ監督との対談をNHKのBS放送で観た。
その中で、ローチは、この映画は“希望と現実”の話であり、“自由と選択”についての話でもあると答えていた。
ハヤブサは一度飛び立てば戻るのも行くのも自由であるが、少年の下に帰ってくる。
少年にとってはハヤブサとの交流がこの世界での唯一の希望であるが、彼には炭鉱で働くという厳しい現実しか選択肢がない。
少年からハヤブサを奪ったものが果たして何だったのか、なぜ、そんな虚しくて悲しいことが起きるのか、そこには確かにケン・ローチの怒りと悲しみが見える。
それは、大島渚とはまた別のアプローチであるが。  

見終わって別の映画のことが思い浮かんだ。
主人公の少年の名前は同じくビリー、彼にも炭鉱夫の兄とそして父親がいる。
父親はボクシング好きで少年にも習わせるが、実は少年はクラシックバレエに天分があった。
女々しいバレエなどと吐き捨てるものの我が子の思いと才能を知り、父はスト破りという仲間への裏切り行為、自身の尊厳を侵してでも金を稼ぎ、少年の将来を夢あるものに変えようとする。
心打つ実話を映画化した感動作「リトルダンサー」の監督スティーブン・ダルトリーは「ケス」に影響を受けたのだろうか。
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