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曽根崎心中《HDニューマスター版》Blu-ray

4.0 5つ星のうち4.0 42個の評価

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フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ 梶芽衣子, 加藤茂雄, 渡部真美子, 目黒幸子, 橋本功, 宇崎竜童, 山本廉, 木村元, 青木和代, 千葉裕子, 増村保造
言語 日本語
稼働時間 1 時間 52 分

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商品の説明


「曽根崎心中≪HDニューマスター版≫」

ダウンタウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童、初の本格的映画出演作。
意地を貫いて心中する二人の激情を、緊迫した劇的空間の中に描く増村保造監督の傑作。


元禄16年、大阪。醤油問屋・平野屋の手代・徳兵衛は、主人で伯父の久右衛門が勧める縁談を断った。
徳兵衛には、天満屋の女郎・お初という夫婦約束を交わした相手がいたのだ。
怒った久右衛門は、それなら徳兵衛の継母・お才に渡した持参金の銀二貫を翌月7日までに返せという。
お才を説得してようやく銀を取り戻した徳兵衛は、平野屋の前で待っていた知り合いの九平次に懇願され、その銀二貫を貸してしまう・・・。
「此の世の名残り、夜の名残り」の道行文で知られる近松門左衛門の人形浄瑠璃の傑作を、
抑圧的な環境に対抗して意志的に生きる女性像をプログラム・ピクチャーの中で追求した増村保造監督が映画化。
お初役の梶芽衣子の演技は絶賛され、数多くの賞を受賞した。
●1978年キネマ旬報ベスト・テン第二位
●1978年キネマ旬報主演女優賞
●1978年毎日映画コンクール日本映画優秀賞・女優演技賞
●1978年ブルーリボン賞主演女優賞

【STAFF】
●監督:増村保造
●製作:藤井浩明、木村元保、西村隆平
●原作:近松門左衛門
●脚本:白坂依志夫、増村保造
●撮影:小林節雄
●照明:佐藤勝彦
●美術:間野重雄
●編集:中静達治
●時代考証:林美一
●音楽:宇崎竜童
●助監督:近藤明男

【CAST】
梶芽衣子、宇崎竜童、橋本功、目黒幸子、木村元、千葉裕子、山本廉、青木和代、加藤茂雄、
渡部真美子、伊藤正博、野崎明美、灰地順、大西加代子、井川比佐志、左幸子

© 1978 藤井慶太/東宝

登録情報

  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 90 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988003869045
  • 監督 ‏ : ‎ 増村保造
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 52 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/7/14
  • 出演 ‏ : ‎ 梶芽衣子, 宇崎竜童, 橋本功, 目黒幸子, 木村元
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ キングレコード
  • ASIN ‏ : ‎ B091LHWD5P
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 42個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
42グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
増村康三監督が手がける傑作の映画ということで、長らく見たいリストの中に入っていたのがこの映画でした。ブラックフライデーを機会にようやくこの映画を見ようと決心し、ブルーレイを購入。

梶芽衣子の美しさは本物で、他の女郎の中でも主役とは言え、ひと際立っていた存在感が素晴らしいです。それだけでも見る価値があると思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お初さんと徳さんの演技が素晴らしいかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
芽衣子さんのすべての魅力が凝縮された傑作。
相手役の竜童さん、増村監督、脇役陣、すべて文句なし。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年12月6日に日本でレビュー済み
正直こんなにおもしろいとは思わなかった。

お初と徳兵衛の実らぬ恋、
憎き九平次の笑い方を含めた描き方、
後一歩早く事が明らかになっていたらと言う儚さ、
そして訪れる壮絶なまでのラストシーン。
あっという間に観終わってしまった感じがした。

主演の梶芽衣子さんは、この作品に入る前とその後にかけて
他の役は一切演じず、この作品の役作り一本に集中していたとのこと。
ちなみに本作はノーギャラでの出演。
その間、梶さんは歌でキャバレーなどを周り生計を立てていたそうである。

宇崎竜童さんに関しては、
以前から知り合いであったが曲を書いてもらったことがきっかけとなり
梶さんが演技経験のなかった宇崎さんに声をかけ実現した。

そんな曽根崎心中であるが
本HDニューマスター版が出るまでは
初のDVD版の価格がかなり高騰していた。
何年も買うかどうするか凄く迷っていたのだが
そんな時、本HDニューマスター版の発売が決定!
こんなに嬉しい事はない。

画質、音質に関して初DVD版と比べることは出来ないが
Blu-ray版として特に違和感なく観ることができた。
強いて言えば、映像特典などが欲しかったところである。

毎日映画コンクール/女優演技賞受賞
ブルーリボン賞、キネマ旬報ベスト・テン、報知映画賞/主演女優賞受賞
モントリオール世界映画祭/審査員特別賞受賞
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
挿入歌「道行華」宇崎竜童が、映画の情景を想像させてくれて、心に残ります。
梶芽衣子の演技は、目の動き、指の動きまで、胸に迫ります。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年2月7日に日本でレビュー済み
増村保造&ATGということで期待し過ぎたのかもしれませんが
思ったよりふつーな時代劇でした
さらに
宇崎竜童氏のビミョーな演技とビミョーな音楽で、なんか雰囲気ぶち壊し
コメディとして描きたいのか
純愛モノを描きたいのか、よくわからん感じになってしまってます
斬新な配役にしようとして裏目に出た感じですかね?

井川比佐志とか橋本功がすごくいい味出してるのに何かもったいない…

そういや遊女のお玉ちゃんもちょい役ながらいい味出してたので調べてみたら
ジャイアンのお母さんでした…(^_^.)
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月8日に日本でレビュー済み
素晴らしい!イヤ美しい❗誰しも存ずる原作。ラストの徳兵衛がお初を殺めるシ―ンで刺されるお初が“嬉しい”と繰り返すのが美しくも悲しい。こぼれはしないが目が潤む、本来男女の愛とはこうではないのか?梶芽衣子の演技もさる事ながら宇崎竜童の存在感が凄い!BD 化して欲しい。その価値は十分にある。夜が明けてマイナ―だったBGMがメジャーになってエンディングテ―マが流れるのがまた良い。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年9月2日に日本でレビュー済み
ATGがまだ健在だった頃、大映の大物監督、増村保造さんが演出した作品です。
ATGは芸術映画を標榜した映画会社でした。映画産業がTVに押されて凋落一途の頃に映画会社は娯楽作品に傾いたのですが、それに抵抗するような作品が作られました。当時の大学生達がATGの主な客層で、低予算であっても監督の個性を示す良い作品が多く作られました。
増村監督は東大出の映画監督で、イタリアのフェリーニやビスコンティなどネオリアリスタに師事し、帰国後大映黄金時代を支えた監督です。
その頃から娯楽作品とは別に、谷崎潤一郎の「卍」など文芸作品を撮っていました。
『曽根崎心中』は、ATG作品の中でも傑作と呼べるでしょう。
どなたも御存じの近松門左衛門の浄瑠璃芝居が原作で、元禄時代から今日に至るまで衰えを知らぬ人気作品です。
曽根崎という地名を聞けば、この芝居が連想されますし、お初天神として現代人にも近しい存在です。
今から見れば理解しづらいのですが、元禄時代、心中は流行っていたのです。
この映画は「心中」を現代人が捉える悲惨な事件としてではなく、武士の切腹に匹敵する恋の証として描ききったところにあります。
これは近松の言わんとするところだと思うのです。
浄瑠璃は既に古典芸能となってしまっていますが、映画というジャンルで近松の作品が生き返ったようです。
梶芽衣子さんと宇崎竜堂さんは浄瑠璃の人形を連想させる表情を作り、太夫を思わせるリズミカルなセリフを口にします。
日本語の語り、謡いのリズム感がしっかりと残されていて、奇跡のような印象さえもちました。
小さな作品ですがいつまでも咲き続ける作品だと思います。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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