ベートーヴェンとその時代 第2集ベルリン古楽アカデミー/ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)【コンサート III】1. ルイジ・ケルビーニ(1760-1842): 歌劇《ロドイスカ》より序曲2. エティエンヌ=ニコラ・メユール(1763-1817): 交響曲第1番 ト短調(1808-09)3. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827): 交響曲第5番 ハ短調「運命」 Op. 67(1808)【コンサート IV】1. イグナーツ・ホルツバウアー(1711-1783): 交響曲 変ホ長調「海の嵐」(1769)2. ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817): 交響曲 ト長調「自然の音楽的描写、あるいは大交響曲」(1784-85)3. ベートーヴェン: 交響曲第6番 へ長調「田園」 Op. 68(1808)ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)SWRシュヴェツィンゲン音楽祭2020収録: 2020年10月28、29日 シュロステアター、シュヴェツィンゲン(ドイツ)収録時間: 155分音声: PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)字幕: なし画角:16/9 NTSC All Region Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definitionベートーヴェン・イヤー(生誕250周年)の2020年10月SWRシュヴェツィンゲン音楽祭にて、ベルリン古楽アカデミーによるベートーヴェンと彼の同時代作曲家に光を当てた連続演奏会が、4夜に渡り開催されました。当盤は第1集として第1夜と第2夜のコンサートを収録しています。第1夜の演目は、C.P.E.バッハの2つの交響曲とベートーヴェンの交響曲第1番、第2番。指揮者のいない小編成のオーケストラによる機敏でフレッシュな演奏は2人の作曲家の持ち味を巧みに描き分けています。第2夜はヴラニツキーの交響曲とベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」。「英雄」の前には同曲の第1楽章の冒頭のモチーフがそっくりなモーツァルトの歌劇《バスティアンとバスティエンヌ》の「序曲」が演奏されました。モラヴィア出身のヴラニツキーはモーツァルトと親交があり、当時指揮者としても名高く、ベートーヴェンが自身の第4交響曲の初演を依頼したことでも知られています。作品はハイドンの影響を受けつつも、巧みな管弦楽法による軽快かつ芳醇なスタイルで、モーツァルトの作品を彷彿させます。ピリオド楽器を縦横無尽に操るベルリン古楽アカデミーの奏者たちによる、ベートーヴェンと彼の同時代の作曲家の楽曲をご堪能ください。