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ある男 特別版(数量限定生産)(本編Blu-ray1枚+特典DVD1枚) [Blu-ray]
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ジャンル | ドラマ, ミステリー・スリラー |
フォーマット | Blu-ray, 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 平野啓一郎, 石川慶, 窪田正孝, 安藤サクラ, 妻夫木聡 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 1 分 |
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メーカーによる説明
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
32
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価格 | ¥4,160¥4,160 | ¥3,573¥3,573 |
フォーマット | Blu-ray | DVD |
商品の説明
愛したはずの夫は、まったくの別人でした――
■日本映画界屈指のオールスターキャストで贈る、衝撃のヒューマンミステリーにして珠玉の感動作!
主演に妻夫木聡、助演に安藤サクラ、窪田正孝という、映画単独主演級の若き名優が集い、心揺さぶる演技の応酬によるまたとない競演が実現!「愛」と「過去」をめぐる珠玉のヒューマンミステリーに結実した。ほか、清野菜名、真木よう子、柄本明ほか豪華共演陣が集結。
■世界が注目する監督の元に気鋭のスタッフ陣が集結、稀代のハイクオリティー映画が誕生!
芥川賞作家・平野啓一郎(『日蝕』『マチネの終わりに』)の最高傑作を、『愚行録』、『蜜蜂と遠雷』で世界が注目する鬼才・石川慶監督が映画化。脚本は、石川監督の『愚行録』でもタッグを組んだ名手・向井康介。撮影に『万引き家族』の近藤龍人。陰影豊かな映像を刻んでいる。
■日本アカデミー賞12部門受賞ほか、国内外の映画祭・映画賞で数々の高評価を獲得!
ヴェネチア映画祭オリゾンティ・コンペティション部門公式上映を皮切りに、釜山映画祭クロージング上映、カイロ映画祭インターナショナル・コンペティション部門最優秀脚本賞受賞を経て、日本アカデミー賞の作品賞、監督賞(石川慶)、脚本賞(向井康介)、主演男優賞(妻夫木聡)、助演男優賞(窪田正孝)、助演女優賞(安藤サクラ、清野菜名)ほか12部門にわたり13賞を受賞。
■数量限定生産のBD特別版は、映画をより深く堪能するヒントに溢れた映像特典満載!
未公開シーン入りメイキング映像、イベント映像集(ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門公式上映、釜山国際映画祭クロージング上映、ジャパンプレミア、公開初日舞台挨拶)。映画の芳醇かつ深遠な世界を、より細部まで堪能できる。
【ストーリー】
弁護士の城戸(妻夫木聡)は、依頼者の里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て子供を連れて故郷に戻り、「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ……。
■特典内容他
●映像特典
【本編ディスク】
・ 予告集(特報、予告)
【特典ディスク】
・メイキング映像
・イベント映像集(予定)
【キャスト】
妻夫木聡 安藤サクラ 窪田正孝
清野菜名 眞島秀和 小籔千豊 坂元愛登 山口美也子
仲野太賀 真木よう子 柄本 明
【スタッフ】
原作:平野啓一郎「ある男」
監督:石川 慶 脚本:向井康介 音楽:Cicada
発売元:松竹、木下グループ 販売元:松竹
©2022「ある男」製作委員会
商品仕様等は、予告なく変更になる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19.2 x 13.6 x 1.5 cm; 140 g
- EAN : 4988105107755
- 監督 : 石川慶
- メディア形式 : Blu-ray, 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 2 時間 1 分
- 発売日 : 2023/6/7
- 出演 : 妻夫木聡, 安藤サクラ, 窪田正孝
- 字幕: : 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 松竹
- ASIN : B0BX98FQGN
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,876位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 170位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 564位ブルーレイ 日本映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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俳優陣の演技が素晴らしい。冒頭から安藤サクラに引き付けられ、妻夫木聡は些細な表情も上手い。窪田正孝の慟哭には涙が止まらなかった。
過去の大祐、親としての大祐、職場での大祐。
色々な人の中の大祐が居て、経歴上の大祐が居て、どれをもって本当の大祐とするのかはとても難しいと感じた。
自分とは何か。余韻も楽しめる深い作品。
大変に興味深く面白かった。
ラストが、主人公と妻の関係はきっとそうなのだろうとわかりやすくにおわされてましたが、ラストの彼は幻想なのか願望なのか一時の逃避なのか、はたまた、もしかしたら選んだ道なのか
伊香保のお宿玉樹さんは実在する宿でロゴなどもそのまま使ってますね。単なる名前貸しかなと思っていたら、結構後々までたくさん出てましたね。
その元カノ(清野菜名)が次男坊に成り済まし偽のSNSで誘き寄せる作戦が功を奏し二人は物語終盤で再開を果たすが過去の全てを捨ててまで他人になろうとした人間がSNSなんぞに反応したり簡単に姿を現し会いに来たりするのが解せない…この部分に決定的にリアリティーが無い…
物語の核になっている安藤サクラと窪田正孝の出会いは窪田が画材道具を安藤が営む店舗に買いに来た事により始まる訳だが、窪田がボクシングをしていた時代に絵を描く習慣があったような説明も場面もなく最後まで鑑賞してから辿り返すと腑に落ちない。
窪田の事故死の後→伊香保温泉の長男(眞島秀和)によって窪田が別人だったと判明。
安藤から依頼された弁護士の妻夫木が調査に乗り出すが→窪田=Xが誰なのか分からない。
死刑囚が描いた絵の展覧会で目に留まった一つの絵→安藤サクラから見せられた窪田の遺品のスケッチブックに良く似た絵があった→展示の絵は死刑囚(小林謙吉)の描いたもので死刑囚には子供(小林誠)がいた事が分かりその人物こそが窪田だと判明する。
そこから窪田(小林誠)の過去が明らかになる訳だが、死刑囚(小林謙吉)が殺人を犯す以前に絵の素養や描くと言った習慣があったとは考えづらい。
死刑囚であるが故に雑居房に入る事も刑務作業に従事する事も無い→刑執行までに膨大な内省の時間が生まれる→読書をしたり宗教に傾倒したり或いは絵を描く者も出てくる→恐らくそうやって書かれた絵だと推察できる。死刑囚の父親が逮捕収監されたあと窪田は養護施設で育ったとある→父親から絵の描き方を教わったとは物理的にも考えづらい。その死刑囚である父親の絵と息子が描いた絵が図らずとも同じタッチの作風なんて事が有り得るだろうか? 窪田の遺品の絵を妻夫木が見なかったとしたら或いは窪田に絵を描く習慣が無かったとしたらXが誰なのか分からなかったと考えるとそこにも整合性が無い。
私にはヒューマンドラマです。
感動も余韻も、素晴らしい。
内容は語れないので、名作映画「砂の器」第二部、もしくはスピンオフと例えておきます。
俳優さんも素晴らしかったです。
映画は原作と異なり、城戸が旅先のバーで客と話すシーンで終わっています。
まるで谷口大佑に成り済ましたような城戸。
このシーンに変えた脚本のアイデア、技アリと思った。
違和感を感じる人もいるかも知れないけれど、真面目でやや堅苦しい城戸。
城戸が「自分にも別の人生を・・・」
自分もそんな型に捉われない視点で生きられたら?
そんな柔らかな生き方もあるとしたら少し城戸を楽にしたように感じた。
この真面目な原作に、奥行きと引き出しが増えた感じです。
人間は真面目な城戸弁護士でさえ、別の人生を夢見たり、
別の生き方を選ぶ選択肢が残っている。
もしかしたら、新しい人生を生き直すことも不可能ではないかも知れない。
この考え方は必ずしもこの映画の趣旨とは違うけれど、生い立ちや出自から
自由になることも可能かも知れない。
宮崎県の小さな町で文房具屋を営なむ離婚したシングルマザーの
里枝(安藤サクラ)。
再婚した夫の谷口大佑(窪田正孝)の名前が偽名で、本人ではなかったという
驚きの事実が判明するところから物語りが動き出す。
いったい里枝の夫の大佑は誰だったのか?
里枝は弁護士の城戸に大介の身元探しを依頼する。
そうして紆余曲折を経て、ひとりの男の悲しい過去が明らかになる。
谷口大佑を名乗っていた「ある男」
その過去は非常に厳しい過去で、多分その境遇だったら
多くの人は戸籍を買い取ってでも別人に生まれ変わりたいと願うだろう。
でも後2〜3年したら、戸籍を買い取るなんて無理になると思う。
マイナンバーが普及して別人に成りすますなんて不可能だと思う。
戸籍ブローカーの柄本明。
大火災で殺した人物と入れ替わった「飢餓海峡」
また、別人に成り済ました「砂の器」にもよく似ている。
その2つより「ある男」はそんなに推理小説的な展開はしない。
不幸な男が、戸籍を買って生い立ちを変えてごく平凡な人生に
ルート変更した。
そして事故で死んだ。
「ある男」を探す弁護士の城戸。
城戸もまた在日3世から帰化して、アイデンティティに悩みをを抱えている。
平野啓一郎の言うテーマ。
「分人主義」
人は対峙する相手によって様々な自分が現れる。
自分(私)に何人の自分がいて、何人を演じ分けられるか疑問だが、
人は案外無意識に、その場その場で違う自分を演じ分けながら、
生きているのかも知れない。
特異な物語りが、ラストシーンを変えたことにより、
少し身近に感じられた。
それが知りたくて観ました
思っていたより悲しい話でした
離婚した武本里枝は
谷口大祐と名乗る男と再婚します
しかし
谷口大祐は伊香保温泉の旅館の次男ではありませんでした
「これ大祐じゃない」「全然違う人」
弁護士の城戸章良は「X」を捜します…
安いワインにビンテージもののラベルを貼って売る
銘柄詐欺
拉致して戸籍を盗む北朝鮮の工作員
ルネ・マグリット「複製禁止」
そして明らかになる「X」
以下 ネタバレ 感想あります
結婚してその人の子どもまで産んだのに
DNA鑑定で別人であることがわかります
婚姻関係もなくなり未亡人でもなくなる
誰の人生と一緒に生きてきたのか?
伊香保温泉の家族から逃げていた谷口大祐
死刑囚の息子として人生を歩んでいた原誠
2人の戸籍交換を仲介した詐欺師の小見浦
そして曾根崎義彦
原誠が谷口大祐になる前になりすました名前
在日三世の城戸章良
すねに傷を持ち過去を洗い流したい人たち
せっかくこの世界に生まれてきたのに
「こんな人生は嫌だ」
今の自分を捨てて新しい自分になりたい
2歳の時に亡くなった里枝の次男の遼
おいしいものを食べさせてあげて
動物園も連れてってあげて
生きててよかったって思わせてあげたかった
ビルから飛び降りたこともある原誠
倒れた木の下敷きになって死亡した原誠は
生きててよかったと思ったことがあった?
里枝と原誠の間にできた花は4歳でした
4年間が原誠にとって人生で1番の幸せ
いつか原誠は里枝に真実を話した?
妻の香織が遠山なる人物と浮気していたことを知る
城戸
現実逃避で城戸も谷口大祐になりすまします
原作も映画も、この物語のキモである戸籍交換の具体的な手法を全く描いていない点で物足りなさを感じます。
これも原作どおりなんですが、妻夫木聡が演ずる弁護士が在日3世で、テレビで流されるヘイトデモを
見つめるシーンの必然性が理解できません。安藤サクラさんの自然体な演技は好感が持てました。