哀しいほど滑稽な逃避行が始まる…。
世界中の映画人たちから 「忘れられた小さな傑作」と賛美された、映画史に残る一編。監督・脚本・主演バーバラ・ローデン伝説のデビュー作にして遺作となったアメリカ・インディペンデント映画の代表作。
〇世界中の映画人たちから「忘れられた小さな傑作」と賛美された、バーバラ・ローデン脚本・監督・主演の処女作にして遺作となった『WANDA/ワンダ』。70年代アメリカ・インディペンデント映画の道筋を開いた奇跡の映画として、映画史に存在。ニュー・ハリウッド時代の金字塔、アメリカ・インディペンデント映画の代表作とされている伝説的作品。
〇日本劇場初公開となった2022年、満席上映回が続出するスマッシュヒットを記録。旧作の劇場公開としては奇跡的な興行収入約3,000万円を記録(公開館数:約40館)。
〇2017年、「文化的、歴史的、または審美的に重要」と後世に残す価値がある映画として『スーパーマン』(78)、『フィールド・オブ・ドリームス』(89)、『タイタニック』(97)などと共に、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。
〇世界の名だたる映画人たちから絶賛の声!
マーティン・スコセッシ監督が設立した映画保存運営組織ザ・フィルム・ファウンデーションとイタリアのファッションブランドGUCCI(グッチ)の支援を受け、プリントを修復。ケリー・ライカート、ジョン・カサヴェテス、マルグリット・デュラス、イザベル・ユペール、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ジョン・ウォーターズ、ダルデンヌ兄弟、ソフィア・コッポラなどが世代を超えてローデンを「不世出の映画作家」として敬意を表した。
〇1970年ヴェネツィア国際映画祭最優秀外国映画賞受賞作品。
●ストーリー
ペンシルベニア州東部の田舎に住むワンダ・ゴロンスキーは、単純で世間知らず、自分の居場所を見つけられずにいる主婦。夫に離別され、子供も職も失い、有金も掏られたワンダは、少ないチャンスをすべて使い果たす。そして、薄暗い場末のバーで知り合った傲慢な男デニスについて行き、いつの間にか犯罪の共犯者として逃避行を続けるのだが…。
●キャスト
バーバラ・ローデン、マイケル・ヒギンズ
●スタッフ
■監督・ 脚本:バーバラ・ローデン
●特典映像
・予告編集(オリジナル+日本版)(3分/英語)
●封入特典
・特製リーフレット
・ポストカード
※商品の仕様は変更になる場合がございます。
(C)1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS